ローカルボイス 民主党を改革する。
早いもので師走。今年も残すところ二週間足らずとなりました。「光陰矢のごとし」と申しますが、年々、時の過ぎるのが早くなっているように感じます。お陰様で、平成二七年も元気に過ごすことができました。自分なりに精一杯政治活動をさせていただくこともできました。この場をお借りして、心から感謝申し上げます。
一方で、国会での活動は、悔しさ募る一年でもありました。一生涯非正規で低賃金の派遣労働者を増やす法改正が行われた他、戦後七〇年の節目の年に憲法違反との指摘が多い安全保障関連法が強行採決により成立しました。憲法の規定に基づいて、臨時国会の召集を求めましたが、そうした声すら政府には届きませんでした。再来年四月の消費増税を控え、軽減税率の対象品目が与党の中で議論になっていますが、その代わりに、医療・年金・介護などの費用負担に一定の上限を設ける「総合合算制度」は見送られてしまいました。政治的駆け引きの中で、社会保障費の負担軽減は捨てられてしまったのです。こうした数々の与党の行為が政権与党の傲りから生じるものであることは明らかですが、やはり私たち野党の力不足も否めません。再び政権を担うのだという迫力や力強さ、なりふり構わぬ必死さに欠けているのだと思います。
それでも私は、もう一度、政権を担いたいと思います。もう一度、皆様の信頼を取り戻したいと思います。一つの政党が強すぎると、どうしても前述したような傲りが生じ、憲法を犯すことにすら躊躇がなくなってしまいます。その視線の先に、国民の姿はありません。しかし、政権を担い得るまっとうな政治勢力がもう一つ存在すれば、お互いに緊張感が生まれ、癒着の構造にも一定の歯止めがかかり、国民の皆様にしっかりと耳を傾ける政治が行われると確信しているからです。それこそが、二大政党制の最大のメリットであるはずです。
だから、私は今の民主党を改革します。安定した外交能力を磨き、経済政策を再構築し、社会保障を立て直すことで国民生活を安定させる。テロや紛争から国民の生命・財産をしっかりと守る迫力と責任感を持ち、あくまでも生活者の立ち位置に存在する政党。そういう民主党を目指したいと思います。そして私たち世代の議員が、民主党の最前線に立ち、皆様とともに真の民主主義に基づいた「未来を育てる」政治を実現していきたいと思います。そのためには、来年夏に迎える参議院議員選挙で、何としても議席を確保しなくてはなりません。私、林久美子、初心を忘れず、来年も全力で頑張ります。引き続き、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。






