県政NOW 沖縄全戦没者追悼式に参加して
想像を絶した沖縄戦での尊い犠牲を慰霊するため、沖縄本島の南部戦跡には四十六都道府県の慰霊の塔が建立されており、慰霊祭が毎年執り行われております。
滋賀県の「近江の塔」でも、慰霊祭が今年六月八日行われ、三日月大造知事や近江八幡市から八人の方々が参加されました。その後、六月二十三日に沖縄全戦没者追悼式が行われ、安倍晋三首相も参加され、滋賀県代表として国松善次元知事、近江八幡市遺族会役員六人が、平和への思いを願いながら参加してまいりました。
当日は、気温三十三度の中、糸満市役所から摩文仁の丘の平和祈念公園までの約十キロを行進しました。あの当時、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻撃の中で、二十万人余りの尊い命が犠牲となられ、逃げ惑った人々の苦しい思いに比べ、「これぐらいは当然だ」と思い、一歩一歩踏みしめてまいりました。
今年は戦後七十年の節目の年であります。今、米軍・普天間飛行場の危険性を除去するための辺野古移設が問題となっておりますが、我が国の安全保障にかかわる大変重要な課題であると思います。
また、国会では、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案が先月十六日、衆議院で可決されましたが、私は絶対に戦争反対の立場であります。だから国においても、世界平和に貢献する日本の姿勢を、明確に打ち出されることを期待しております。
戦後七十年が経過した中で、遺族会も高齢化してまいり、次の世代に引き継いでゆく必要があると思っております。このように全国的に孫、ひ孫で構成される青年部の結成を模索する動きがある中、滋賀県遺族会は今春、全国八番目の青年部を発足させました。また、沖縄戦の慰霊祭に参加された三日月知事には、わが県の護国神社に眠られる三万余のご英霊に対しても参拝をお願いしたいと思っております。






