滋賀県議会議員 木沢 成人
去る6月17日、選挙権年齢を、現行の「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が、参議院本会議において全会一致で可決、成立しました。これを受けて、国政選挙では来年夏の参議院選挙(2016年7月25日任期満了)から、現役の高校生等も含めた18、19歳も投票できるようになる見通しです。新たに有権者となる若者は全国で約240万人に上るとされています。今回の改正は、1945年(昭和20年)に「25歳以上」から「20歳以上」に引き下げられて以来、70年ぶりの改定となります。
この事を受けて、にわかに「有権者教育」「主権者教育」という言葉が新聞紙上等を賑わすようになってきました。
現行、中学校や高等学校における社会の「公民的分野」「公民科」において、「民主主義」の「制度」や「仕組み」については学習することとなっておりますが、私自身の過去の体験を振り返っても、その「民主主義」を担う一員としての「主体的」な行動や、態度についてどうあるべきかという学び、いわゆる「有権者(主権者)教育」の部分はほとんど無かったと思います。
以前、私は東近江市内の小学校6年生に対して出前授業に赴き、キャリア教育の一環として「議員の仕事」について、図解も交えながら語らせて頂きました。内容としては、小学生でもわかるように、子ども達のお小遣いの話から、身近な「消費税」を例にとって、「税金」の目的やその使途(例えば『びわ湖フローティングスクール』事業等)について説明し、その使い道を決めるために、「知事」や「議会(議員)」等の「政治家」がいること、そして、その「政治家」は「みんな」の代表であること、その代表を決めるために「選挙」という仕組みがあること等です。
授業終了後、子ども達から質問や感想を頂きましたが、それにも増して印象的だったのが、若い担任の先生の「今日は本当に勉強になりました。何となく知識で頭に入っていたけれど、よく分からなかった政治の仕組みが理解できました」という言葉でした。
今回の選挙権年齢引き下げを受けて、これからますます重要性が高まる「有権者(主権者)教育」について、県議会としても「我々に出来ることは何か」という事を議論しながら、その一助となるべく行動して参ります。






