維新の党滋賀県総支部 代表 前衆議院議員 岩永 裕貴
大阪都構想が住民投票の結果反対多数で否決された。
これまで「地方から日本を変える」という政治家のスローガンはよく耳にしてきたが、現在の法律を鑑みるとそれは並大抵の努力では成し得ない。今回の住民投票は法的拘束力を持つ日本の歴史上初めての試みであった。まさに血のにじむ努力を積み重ね5年以上の歳月を費やし、住民の皆様に都構想の是非を決めていただくという橋下代表、松井幹事長がW選挙時に誓った住民との公約を守った。今回の挑戦は、まさに民の力で官を動かす、凄まじい戦いでした。
私も約1か月大阪に入り、できる限りの応援をしました。その理由は、滋賀県のこれからの経済発展を本気で考えた時、近畿の中心である大阪の発展は必要不可欠だと考えてきたからです。人口減少で国内の消費人口が減り、少子高齢化で現役世代が減少をしていく中で、国内需要に限界が見えている現在、外需の獲得は滋賀県だけでなく、どの地域にとっても戦略的に取り組まなければならない喫緊の課題です。ご承知の通り新幹線の駅も1つ、空港も港もない滋賀県が独自で経済の発展を目指すということは現実的にはかなり難しいと考えています。大阪が人・物・金・情報が集まるアジア諸国の大都市と戦える日本の玄関口にならないと滋賀の外需の獲得にはつながりません。大阪が再び大都市に生まれ変わることができたなら、滋賀の人口減少にも歯止めがかかり住宅やインフラ需要も増加し、関東の農業県がそうであるように滋賀の農業も安定的な発展を成し遂げられると考え、大阪府と大阪市の足並みが揃わず発展が阻害されてきた歴史に終止符をうって欲しいとの思いで力の限り応援をしてきました。
結果は非常に残念でしたが、今回の維新の挑戦には民主主義国家である日本の意気込みと故郷の未来を切り開く地方の底力を見せたという点からは測りきれない価値があったと思います。橋下最高顧問から政界引退の表明がありましたが、彼の側で共に戦い、その背中を見ながら改革に取り組めたことには感謝以外の言葉が見つかりません。だからこそ、彼の意思を引き継ぎ徹底的に納税者目線で私はこれからも挑戦し続けたいと思います。






