滋賀県議会議員 高木 健三
今年の天候不順がもたらした豪雨が、広島市に甚大な被害を招きました。八月十九日から二十日にかけて降った局地的な豪雨で土砂崩れや土石流が相次ぎ、多数の住民がのみ込まれ、七十四名もの尊い命が奪われました。この様な事態が発生するのは、往々にして集中豪雨が夜間に起こりやすく、避難するにも困難をきたすことが多いからです。この度、私も広島の状態をテレビで拝見し、自分の身は自分で守る事の大切さを痛感しました。どうしてこの様な予想もつかない大災害が、全国各地で最近よく発生するのでしょうか。地球温暖化による海水温の上昇などに起因する豪雨とも言われていますが、局地的に猛烈な雨が降る異常気象、大災害の発生する時代が到来していることをしっかりと認識し、県民の安全を守るため、県を挙げて対応策を講じなければならないと考えるものでございます。近江八幡市内では、三明川流域で今年八月十七日、大雨の際に満水となり、川に流入する都市下水路、水路が溢れ、周辺地域で冠水する被害が発生しました。同様の被害は、昨年の台風十八号の時も発生したほか、JR近江八幡駅付近(鷹飼町)から主要地方道大津能登川長浜線横断部分の区間の流域において大雨による被害が頻繁に発生しています。その様なことから十月二十三日、地元の出町、鷹飼、駅前の自治会の皆様、市議会議員、市の関係者八名の方々と県庁を訪れ土木部長に実情を訴えることになりました。この区間の三明川の整備は、昭和四十年後半の事業からすでに四十年が経過しております。近年、河川に土砂が堆積して来ていますが、抜本的な浚渫は実施されておりません。この土砂堆積により河川断面が減少しているため、河川の流下能力が不足しており、すでに市からも県へ浚渫の要望が出されていましたが、鋼矢板護岸形式となっていることから、老朽化により鋼矢板の腐食が進んでいるため、浚渫は難しいという回答がされている様でありました。しかし、再三被害が発生しているのも事実であり、私は河川断面を広げる等の抜本的な河川改修、或いは新たなバイパス河川を造る等の対策が必要であるということを、県に対して懸命に訴えて、問題が解決するまで頑張る所存です。






