滋賀県議会議員 有村 國俊
御嶽山の噴火により56人が死亡し、今も7人の行方がわからなくなっています。
命を失われた方々に謹んで哀悼の意を表すとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
長野県の災害対策本部は16日、年内の捜索を中止しました。ご覧になった方も多いと思いますが、NHKニュース「おはよう日本」で放送された、行方がわからない三重県鈴鹿市の介護士=伊藤亮介さん(39)の妻、里絵さん(36)の言葉に深い印象を受けたのでご紹介します。
捜索中止の報を受け、里絵さんが高校生と中学生の娘2人と共に現地へ赴き、報道陣の取材に応えたものです。
「十分みなさん頑張ってくださったので本当に感謝の気持ちでいっぱいです」。夫の亮介さんについて、「かけがいのない人でした。本当にすごい立派な人で、優しいし、家族思いで。今までが幸せすぎたから急にいなくなって本当にどうしたらいいのかなって感じでしたけど。やっぱり子供たちには、これからがあるので自分がしっかりしなきゃなと思っています」。涙に声を詰まらせての里絵さんの応対に、思わず目頭が熱くなりました。
捜索再開は来春以降の見通しですが、山頂は6月中旬まで雪が残るとのこと。ご家族の悲しみは察するに余りあります。
一方、個人的なことで恐縮ですが、高速道のサービスエリア等で自衛隊員をお見かけした時は「ありがとうございます」と、一語を申し上げています。日頃の活動に感謝し敬意を払うべきと考えているからです。
今回も懸命の救助活動において、噴火翌日に23人の命を救ったのは陸上自衛隊第12ヘリコプター隊でした。「自衛隊ヘリが見せた神業」と絶賛する声も相次ぎました。
10月になり山頂の気温は2℃、息苦しい高山で火山ガスを吸って死ぬ恐怖に堪えながらの重労働、火山灰で足に負担がかかり、凄まじい強風が体温を奪うなど過酷な環境下において、彼らは人前で食事を摂ることはなかったそうです。真に頭が下がる思いです。身命を賭して頑張る自衛隊員・消防士・警察官のみなさま、「ありがとうございます」。
これからもよろしくお願い致します。






