滋賀県議会議員 山田 実
三日月県政がスタートして2回目になる滋賀県議会9月定例会議では7月定例会議では多少の緊張感があった三日月知事にも堅さがとれ、三日月スタイルが出てきたという印象を受けました。
特に、本会議の代表質問や一般質問の中で、それぞれの議員からの質問・質疑に対して「非常に重要な事項を提起いただきありがとうございます」「大切な視点だと思います」「貴重なご意見をいただきました」と議員からの提案・提起をまず評価し、一緒に問題を解決していこうという姿勢を示しながら、自分の思いと異なる場合にはその違いを語り、しかし、議員と意見を戦わせながら共に問題に立ち向かおうという姿勢が印象的でした。
ひとは他人から評価されることで積極的になれます。前を向いて現状を克服していこうという気持ちが高まります。
今回の定例会議では「全国学力・学習状況調査」で滋賀県が低位になっていることを問題に取り上げた質問が何人かの議員からありました。子どもたちの「生きる力」を伸ばすことはとても大事であり、その「生きる力」のひとつが「学力」であり、子どもたちの「学ぶ力」を育むことが大切です。それが全国レベルから見るとかなり低いのは確かに大きな問題であり、この調査をしっかり分析して対応策を考える必要があります。
子どもたちの学ぶ力を伸ばす責任は学校にもありますが、家庭や地域にもあります。
三日月知事は、この調査における「学習状況の調査」の中で、授業内容に「関心がある」「好き」と答えた子どもたちの割合が少ないことに注目して、「ひとりひとりの努力を見てあげること」「積極的にほめてあげること」が大事であること、そのことが「夢と生きる力を育む」と答弁されていました。
だれも怒られてばかりだと意気消沈します。批判ばかりされると前向きの考えを出していく気持ちも失せてしまいます。
「すべての人がすぐれている」という言葉は元滋賀県知事の武村正義さんが好んで色紙とかにお書きになる言葉です。
まずはお互いの存在を評価し、そこから問題を克服してくことの大切さを考えさせられた9月定例会議でした。






