滋賀県議会議員 高木 健三
二十一世紀における「川づくり」は、人と水とのかかわりという視点に立ち、「健康で豊かな生活環境と美しい自然環境の調和した、安全で地域の個性を育む活力ある社会」を実現する為、豊かな川づくりを長期的かつ計画的、積極的に推進しなければなりません。河川の維持管理については、治水上支障のある個所について着実に実施するとともに、河川愛護活動の活性化の為の支援を行う等、地域との協働による維持管理が大切であると思います。
私は、今日まで地元住民の方々の要望を受け、黒橋川、平和川、白鳥川の一部で、推積した土砂の除去や、西の湖の水質改善を図るため、県と折衝して底泥浚渫や、浄化対策を推進してきましたが、まだまだ満足出来る所までは至らず、今後も継続して取り組んで行かねばならないと思っている所でございます。
また、河川内の竹林除去についても、竹林を除去するだけでなく、その竹を有効に利用する方法も大事な事でないでしょうか。例えば、土地改良の暗渠(あんきょ)排水の資材や竹を粉にして、家畜の敷材や、肥料の一部として利用するなど致しております。
昨年の台風十八号は、温暖化の進展に伴っての豪雨で、これからも河川の整備水準を超える洪水が想定され、山崩れも大変心配をしております。
近江八幡市内、北之庄墓地の山崩れも本当に予想外のできごとでした。水害から命を守り、壊滅的な被害を防ぐため、自助・共助・公助が一体となって「流す」対策、即ち、河川整備等の「川の中」の対策も最も重要であると思っております。その中で、本年四月に施行されました「滋賀県流域治水の推進に関する条例」が出来、ハード・ソフト両面から、実際の現場で具体的な施策を展開し、「ためる」「備える」「留める」などの「川の外」の対策も重要と思っております。今後も、浸水被害から県民の生命と財産を守り、水害に強い地域づくりに頑張って参りたいと思います。






