3陣営が事務所開き
◇全県
小 鑓氏「課題解決へどんな力も活用」
三日月氏「滋賀の力生かし維持、発展」
坪 田氏「国へ物言う知事が必要」
元経産省官僚の小鑓(こやり)隆史氏(47)の事務所開きは二十四日、大津市馬場二丁目で行われ、推薦する自民党、公明党、維新の会県総支部の国会議員、県議、市議、支援者ら約百八十人が駆けつけた。
選対本部長の吉田清一県議は「議員、団体、企業と連携を深めながら、投票日に向けて頑張りたい」と口火を切り、県連会長の上野賢一郎衆院議員は「自民党本部あげて全員野球で取り組む」と、力を込めた。
公明の梅村正県議は「皆さんと新しい滋賀県を築いていきたい」、維新の岩永裕貴衆院議員は「野党に立場をおいているので、(与党の自民が擁立した候補を応援することに)東京ではかなり嫌味を言われているが、徹底的に三日月氏に対峙する」と、激励した。
小鑓氏は「県政の一番の課題は孤立していることだ。県民のため(課題を解決して)少しずつ前へ進めるため、どんな力も活用して一緒になって進める」と、決意を語った。
一方、前衆院議員の三日月大造氏(43)の選挙母体となる政策研究集団「チームしが」の事務所も同日、同市本宮一丁目に開かれ、同氏が所属していた民主党の国会議員、県議、市議、支援者約三百人が気勢を上げた。
三日月氏を後継者指名し、同氏とともにチームしがの共同代表である嘉田由紀子知事は「今まで小異を主張して大同をつくれなかったが、小異は生かして、多様性を生かして大同につく。大同は、武村さん以来の滋賀の自治を守ること」と、非自民勢力の結集を呼びかけた。
三日月氏は「危なっかしいアベノミクスでなく、滋賀の力を生かしたビワコノミクスで県を健全に維持、発展させたい」と、必勝を誓った。
また、共産県委員会常任委員の坪田五久男氏(55)=共産推薦=は、大津市梅林一丁目にすでに事務所を開いている。十五日にあった事務所開きには、選挙母体である「明るい滋賀県政をつくる会」の関係者や、来春の統一地方選の立候補予定者ら三十人が集まった。
この中で坪田氏は、原発の再稼働、集団的自衛権の行使などの問題、TPPを巡る安倍政権の取り組みに「子どもの未来を奪う」と批判。また、原発を巡っては、三日月氏が昨夏の大飯原発再稼働を認めた民主政権の所属議員だったことから、「(再稼働反対の)世論を代表しているのは私だけ。国へ物言う知事が必要だが、嘉田知事は何も言ってこなかった」と訴えた。
同陣営は二十一日から二十八日まで県内全域を巡るキャラバンを実施し、坪田氏は市町や団体への訪問や、辻立ちと宣伝カーによる訴えを行った。六月十日には、日弁連の元会長、宇都宮健児氏を招き、栗東市内で決起集会を開く。









