方向性が出そうな26日の「県民の集い」
◇全県
六月二十六日告示、七月十三日投開票の知事選に向け、非自民勢力の結集を図ろうと、武村正義元県知事らの呼びかけで「第二回嘉田県政を検証する県民の集い」がこの二十六日午後三時半から五時(三時開場)まで、大津プリンスホテルで開催される。嘉田由紀子県知事と民主党県連代表の三日月大造衆院議員とが環境保全、原発問題、交通政策などについて語り合う。嘉田、三日月両氏の一本化が焦点になっているが、政界筋では「ここにきて当初予想された嘉田知事への一本化よりも、三日月氏に一本化し嘉田県政を継承する流れが強まってきた」との見方が急浮上している。【石川政実】
県知事選に立候補を表明しているのは、自民・公明が推薦する新人で元経済産業省官僚の小鑓(こやり)隆史氏(47)、新人で共産党県常任委員の坪田五久男氏(55)の二人だけで、肝心の嘉田由紀子知事(63)はいまだに進退を明らかにしていない。民主党県連代表の三日月大造氏(42)も立候補を検討しているが、嘉田氏との一本化調整のために、「熟慮」を余儀なくされている。
このようなこう着状況を打開しようと、武村氏らの呼びかけで「嘉田県政を検証する県民の集い」が十三日に開催された。武村氏は「嘉田県政は手堅かった」と評価。
今回の「県民の集い」は第二弾で、嘉田氏と三日月氏が県政・国政などの立場から原発問題の考え方などを語り合う。なお、「県民の集い」は事前申し込みが不要で、当日受け付けのみで、定員は先着三百人。参加費(資料代)五百円。
この夏の知事選は、原発を再稼働させようとする経済産業省の出身である小鑓氏が出馬をするため、「卒原発」の嘉田知事に一本化すれば、原発問題が大きな争点となり、全国から注目の知事選になるとみられる。
しかし、嘉田知事は家族の反対や組織がないことなどでいまも逡巡(しゅんじゅん)しており、「それならいっそのこと嘉田知事の政策を継承することを条件に三日月氏で一本化すればいい」との流れが浮上しているもの。
いずれにせよ二十六日の「県民の集い」は、大きな方向性が出そうだ。






