5月末で決定
◇全県
平成三十六年に県内で開催される国体の主会場決定が、当初予定の三月末から五月末にずれ込んでいる。候補に挙がっているのは、(1)彦根総合運動場(彦根市)(2)希望が丘文化公園(野洲市、湖南市)(3)びわこ文化公園都市(大津市、草津市)―の三か所。県国体準備室は「候補地にはいくつかの課題があるので、立地自治体に意向を確認した上で、実現可能か判断したい」としている。
彦根総合運動場 敷地拡張が必要
希望が丘公園 アクセス面で難
びわこ文化公園 最も高い整備費
主会場の選定は、有識者で構成する選定専門委員会(横山勝彦委員長)が昨年十一月から検討を進めている。
三月の第四回委員会では、彦根総合運動場の課題について、敷地を拡張する再整備が必要と指摘。このため、再整備に対する周辺住民の合意形成に向けた取り組み状況や見通しを、立地自治体である彦根市に確認することを求めている。
希望が丘文化公園に関しては、交通の不便なことから、名神高速・菩提寺PAを活用したスマートインター整備に向けた検討状況やその他の課題について、湖南市と野洲市に確認する必要性を指摘している。
一方のびわこ文化公園都市についても、大規模な敷地造成をするには保安林解除や環境アセスメントが必要なことや、開催まで整備が間に合わない可能性があること、最も高い整備費用が課題となっている。
ただし、大津・草津市へのヒアリングについては、「課題がクリアーなので必要ない」とされた。
なお、県によると整備費用は、彦根総合運動場百八十一億円、希望が丘文化公園百七十七億円、びわこ文化公園都市二百二十三億円―と試算している。
次回の第五回選定選考委員会は五月二十日に開催される。同委員会で主会場として適地とされた案は、同二十六日の国体開催準備委員会の常任委員会で諮られる。






