衆議院議員 岩永 裕貴
先月末、26年度予算案が衆議院を通過しました。維新の会は、この予算審議において修正案を2年連続で提出しました。予算案を練り直せという組替え動議と異なり、修正案は我々が政府であればこのような予算をつくるという内容を示した具体的なものです。反対するだけではなく、是とするものは何かをしっかりと示すことこそが責任ある議論だと考えます。そして、今回59年ぶりに維新が提出した野党の予算修正案が本会議での審査に至りました。この年数を見れば、従来の予算審議は形骸化していたがゆえ、霞が関の思い通りの予算案が可決されてきたと言っても過言ではありません。今、日本には1000兆円超の借金がありますが、これこそ霞が関の予算編成能力が欠けているという証です。予算は生活に直結しますので、国民の皆様から見える国会の場で徹底的な審議をしなければなりません。
提出した維新の修正案では、厳しい財政状況を踏まえ、政府案と比較し新規国債発行額(借金)を約5.6兆円削減しています。その一方「すべてのやる気のある人にチャンスを」をモットーに、社会保障や国家安全保障、科学技術・教育といった予算については増額しました。政府案と比し、いずれが日本の現在、将来にとって適した予算案であるか決するため、活発な議論が求められていたにもかかわらず、今回、現行の審議ルールになった2000年以降最短の審議時間で議論を打ち切った与党の議事運営は極めて遺憾です。
予算審議の次は法案審議が始まります。これについても昨年成立した法案の約8割は霞が関の官僚が作った法案です。一方で維新の会は、財政健全化責任法案、年金積立法案等、国民の皆様の生活や将来を考える上で大事な法案を提出しています。
厳しい生活や企業経営のやりくりの中から、お支払い頂く1円10円の税金をいかに有意義に予算化し皆様の現場に還元するか、そのための改革を維新は一丸となってすすめてまいります!






