イベントやオリジナルグッズで盛り上げ
琵琶湖を舞台にした映画「偉大なる、しゅららぼん」がいよいよ三月八日、全国公開される。そこで県内では誘客につなげようと、ロケが行われた長浜市、彦根市を中心に様々なイベントが開催されたり、オリジナルグッズが販売される。
この映画は、「プリンセス トヨトミ」など関西地方を題材にした作品で人気の小説家、万城目学さんの小説「偉大なる、しゅららぼん」が原作で、俳優の濱田岳さんと岡田将生さんがダブル主演するもの。
あらすじは、岡田さん演じる日出涼介が、高校入学を機に琵琶湖畔の架空の街・石走(いわばしり)にある本家へ引っ越す。やがて、本家跡取りの淡十郎の恋愛騒動をきっかけに、琵琶湖から特殊なパワーを授かる日出家と棗(なつめ)家の不思議な因縁の対決に巻き込まれるというもの。
ロケは、彦根城が日出本家に見立てられたり、竜神を祀る竹生島や長浜市の古刹・大通寺などで行われた。このため長浜・彦根の両市は五月六日まで、観光客にロケ地を巡ってもらうスタンプラリーを実施している。
スタンプポイントは、彦根城、大通寺など両市内十二か所。七か所以上のスタンプを集めれば、一万円相当の近江牛カタログ、三千円相当の長浜・彦根特産品セットなどが抽選で当たる。問い合わせは彦根市観光振興課(0749-62-4111)、長浜市フィルムコミッション室(0749-30-6120)へ。
また、彦根市の伝統的な遊び「カロム」が劇中に登場することにちなんだカロム大会が、公開翌日の三月九日午前十時から、彦根西中学校武道場(同市)で開かれる。「これを機会にカロムの認知度を上げたい」と、主催の「彦根を映画で盛り上げる会」は期待する。
定員四十八組九十六人。上位五組十人は当日九日(午後予定)、濱田岳さんと水落豊監督が舞台あいさつする上映会(ビバシティシネマ)に招待される。出場の申し込みは、三月三日までにLLPひこね街の駅戦国丸(0749-27-5058)へ。
近江鉄道グループは三月一日から同月三十一日まで、彦根港~竹生島間のオーミマリン記念乗船券(往復三千三百円)、近江八幡市の八幡山ロープウェイの記念乗車券(往復八百円)を発売する。いずれも限定五百枚。
関連イベントとして八幡山頂と、草津市立水生植物園「みずの森」(草津市)でウォークラリーがそれぞれ開催されている。八幡山は四月七日まで、みずの森は三月三十日まで。エリア内でスタンプ四つを集めれば、先着五百人にオリジナル木札がもらえる。
また、同社が運営する甲賀市の新名神・土山サービスエリア(上下線)、長浜市の北陸自動車道・賤ヶ岳サービスエリア(下り線)では三十一日まで、「しゅららぼん ベリーベリーストロベリーサンデー」(四百円)が販売されている。
劇中で主人公が着用している赤色の学ランや、竜神をイメージした。担当者は「今のところ、原作のファンで話題になっている段階だが、公開後に需要が伸びるのでは」と見込んでいる。








