滋賀県議会議員 高木 健三
健康で安心して暮らせる社会を実現する事は私たちみんなの願いであります。
ガンはとても身近な病気です。我が国及び滋賀県における死因の一位を占め、男性の二人に一人、女性の三人に一人がガンになる可能性があると推定されています。最近新聞の死亡欄を見ておりますと、殆どの方がガンで亡くなられておられます。ガンは「悪性腫瘍」といわれ放置すると大きくなって周囲に広がり、猛烈なスピードで移転して、ついに死に至ると考えられています。ですから、一度かかると絶対に治らない「死の病気」という怖いイメージが今でも残っているようです。しかし現在のガンは五割の人が「治る病気」になっています。ただ、治る病気になりましたが、依然としてガンにかかると苦しい、痛いというマイナスイメージもかなり残っていて、実際には今もかかりたくない病気のトップに挙げられています。現在ガンの原因について、世界中で多くの医師や専門家による研究が続けられ、今迄わからなかった事も、たくさんわかって来たと言われています。ガンはバランスの良い食事と、免疫力を高める生活を続けていれば予防出来る生活習慣病で、即ち、禁煙し、食事に気をつけ、運動するだけでガンの三分の二は予防でき、色々な原因が考えられますが、これらの因子が複合的に関るそうです。こうした状況からガン予防を推進し、ガン検診の受診率を向上させると共に、ガン患者本人の意向を十分に尊重し、良質なガン医療を提供する体制を整備する事が必要になっております。この為には、県と市町による啓発活動や、保険医療福祉関係者の取り組みは勿論のこと、県民がガンに関する正しい知識を身につけ、ガン予防や、早期発見治療に主体的に取り組むことが欠かせません。
我々県議会議員全員が、平成二十五年十二月二十七日、議員提案でガン対策を推進する事を決意し、今後は毎年ガンと向き合う週間を二月四日から十日までと決め、条例を制定しました。早速、平成二十六年二月二日に「ガンと向き合うフォーラム」を東近江市で開催し、多数の参加を得て大きな反響を感じた所であります。
これからも、全ての県民が健康で、安心して暮らせる様、頑張って取り組んで参りたいと思っております。






