滋賀県議会議員 井阪 尚司
オリンピックは、人の生き方を示してくれる素晴らしい力を持っています。連日、ソチ五輪で繰り広げられたドラマの連続にテレビから目が離せませんでした。素晴らしいアスリートの勇姿には、高い技術と集中力に加え、そこに至るまでの努力や苦労、決してあきらめない夢、可能性と限界に向かって挑戦する姿があり、感動と勇気をもらいました。
中でも、フィギアスケートの羽生結弦選手は、金メダルにふさわしい演技の美しさだけでなく、東日本大震災を背負っての出場というコメントに19歳とは思えないほどの頼もしさを感じました。
スキージャンプの葛西紀明選手は、41歳で大殊勲の銀メダル。がんばり続ければ夢が叶うことを示してもらいました。また、さらに高い技術と精神力を身につけるために自らスイス選手団での合宿で鍛えたというスノーボードの竹内智香選手からは、果敢に挑戦することの大切さを教えてもらいました。伊藤みき選手をはじめ、県内出身の選手の活躍も、次期オリンピックに向かって夢をつないでくれました。
さて、早くも2020年の東京オリンピック、2024年の滋賀国体に夢が踊ります。早速、滋賀県では、次年度予算の中にアスリート養成が計上されています。6年後や10年後に活躍する現在小学生高学年以上が対象になるとのことが、2月議会で明らかにされました。また、報道によると、身体の優れた100人を選び、さらにその中から30名を厳選し、まずは18ヶ月間のアスリート養成を行うという内容のようです。
アスリート養成は、全県民のスポーツ振興に則ったものでなければなりません。従来の選手強化との違いや、パラリンピックの選手養成はどうするのかといった課題もあります。
知事は、2014年度を「滋賀のスポーツと文化の10年」の始まりと位置づけ、先の議会冒頭で、「春の種を下さずんば、秋の実りいかに獲ん」(空海)との言葉を引用され、「適切な時期に種をまき、将来に確実に果実を繋ぐことが重要」との意欲を述べられました。湖国の若者が、オリンピックや国体、サッカー、野球などで活躍する日が楽しみです。






