滋賀県議会議長 宇賀 武
去る1月29日、県庁本館東側の滋賀県危機管理センター整備予定地において、起工式が開催されました。
当センターは、地震等の自然災害をはじめ、テロや新型インフルエンザ等様々な危機事案に対して、迅速かつ的確に対応するとともに、自助・共助による地域防災力の向上のため、危機管理機能の拠点として整備されるものです。
近年、我が国では、阪神・淡路大震災、東日本大震災の2つの大きな地震を経験し、地震による建物の倒壊のみならず、地震にともなう火災や津波の恐ろしさを身をもって知ることとなりました。本県では、琵琶湖西岸断層帯をはじめ多くの活断層があることから、阪神・淡路大震災のような直下型地震が起こるおそれがあります。
また、滋賀県では、昨年9月に襲来しました台風18号が、県内各地に猛烈な雨を降らせ、土砂崩れや河川の氾濫などにより大きな被害を受けました。
このような中、本県にとって念願でありました危機管理センターが、平成27年度の供用開始を目指して着工いたしました。当センターは、鉄筋コンクリート造5階建て、延べ床面積5,461.03平方メートル、外観は県庁本館と統一されたデザインで重厚感のある落ち着いた建物です。また、迅速な情報収集と対応を可能とするため大型の会議室や、建物の安全確保のための免震構造、環境に配慮した太陽光発電設備等も備えています。
当センターは最新の設備を備えた素晴らしいものとなりますが、有事の際には、これをいかに運営するかが重要であり、想定外のことを想定して常日頃から訓練を行うことが必要です。
我々、県議会といたしましても、県民の皆さんの大切な命と財産を守るため、今後とも、執行部との連携を密にしながら、当センターを核として、災害に強い滋賀を目指した取り組みを進めていきたいと考えております。






