近隣県分も情報公開 市民団体が請求
◇全県
県が独自に行った大気シュミレーションモデルによる放射性物質拡散予測最高濃度分布図について、影響のある県外分も公表すべきとしていた大津市の市民団体「市民オンブズマンなんでも見張り番大津」の情報公開請求が、県の情報公開審査会で認められ、開示された。
この放射性物質拡散予測は、福井県内にある原発で、福島第一原発並みの事故が発生した場合を想定したもの。市民団体は昨年一月、県に対して情報公開を求めたが、これに対して県は「住民に不安を与える」として一部のみ開示した。
公開されたデータによると、即時避難となる五〇〇ミリ・シーベルトを超える範囲が、大飯原発で事故があった場合、小浜湾全域から南へ拡散し、京都府の一部へ越境する。
また、美浜原発の場合だと、五〇〇ミリ・シーベルトを超える範囲が敦賀半島をおおい、日本海及び福井県嶺南地方へ北上して拡散する。
情報公開請求した「市民オンブズマンなんでも見張り番大津」の男性は「市民生活に関わる情報を公開するのは当たり前。今後、隠されることのないよう希望する」と話していた。







