滋賀県議会議員 高木 健三
県内の交通事故の発生件数は全国的にも多く、事故件数の縮小は喫緊の課題であり、死者数は、平成十二年二五五人のピーク時に比べ、平成十九年には一〇〇人を下回り、平成二〇年には八〇人を下回るところまで改善され、平成二七年度までに年間五五人を目標に掲げております。平成二三年、二四年には少しずつではありますが減少傾向にあったのが、今年度は昨年度より早いペースで、一〇月現在ですでに六五人と昨年度より七人も多くの方がお亡くなりになっておられます。近江八幡市では、昨年は二人の死亡者が今年は六人と四人も多く二〇〇%の増加率で、特に高齢者の事故が多くなっていると聞いております。
高齢者に多いのが、踏み間違いによる事故で、アクセルとブレーキを間違え、店に突っ込むという事故であります。
最近、軽自動車に衝突防止装置が多く導入されており、渋滞中などの低速運転中の追突や、踏み間違いによる事故などを考えると、その実用性は高いと思うところであります。
この自動ブレーキシステムは、確かに事故防止にはつながりますが、オプションであり、かなり高価ではありますが、その導入に対しては県が何らかの補助をしてはと、十一月議会でも提案があり、これが実現すれば、滋賀県が全国で初めての試みとなります。交通事故防止には、まず、運転者の安全運転に対する自覚が第一に挙げられます。そして、市・町・県(行政)が、安全運転が出来る環境を整えることだと思います。「交通事故のない滋賀」という基本理念を掲げる以上は、戦略的でかつ大胆な施策を実行して行く必要があると考えます。県議会としても、交通事故の撲滅にしっかりと取り組んで参りたいと思っております。






