県議会の定数3減の44
行政改革の一環として議員定数削減を検討してきた県議会の議員定数検討委員会(委員長・佐野高典県議)はこのほど、現行の定数四十七人から三人減の四十四人とする検討結果をまとめ、宇賀武・県議会議長に提出した。同案は、平成二十七年の次期選挙からの適用を目指して、来年の二月県議会で提案される。
<選挙区割>蒲生など3郡、隣接市に統合
米原は1減の1人区に
それによると、基本的な考え方として、死票を減らして有権者の意思をできるだけ反映させるため一人区を減少させることや、現在の郡に行政単位としての実質がないことに配慮し、蒲生郡と愛知郡、犬上郡の三選挙区を隣接する市の選挙区に合区した。
具体的には、飛び地だった蒲生郡(現行定数1)の竜王町と日野町のうち、日野町は愛知郡(同1)とともに、東近江市(同4)に合区して「東近江市日野町愛荘町選挙区(新しい定数5)」とした。
一方の竜王町は近江八幡市(現行定数3)と合区して「近江八幡市竜王町選挙区(新しい定数3)」に、また犬上郡(現行定数1)は彦根市(同4)と合区して「彦根市犬上郡選挙区(新しい定数4)」となった。
このほか、米原市選挙区の定数を現行の二人から一人減らした。これにより一票の格差は、現行の一・九一倍から一・六〇倍に抑えた。
今回の検討を巡っては、各会派の主張が激しくぶつかりあったため、全会一致を断念して多数決で決した。
定数は当初、三十七人(現定数から二割減)~四十五人(同二人減)の間で検討されたが、最終的に自民が四十四人(同三人減)を提案し、これに対話、公明が賛成し、さらなる削減を主張した民主、みんなの反対を上回った。
自民党は前回の県議選で定数二割減を公約に掲げていた。二割減に届かず、一四%減でとどまったことに同党県議団代表の吉田清一県議は「誠に申し訳ない。批判は甘んじて受ける」と述べた。
一方、反対だった民主の大井豊代表は「二月議会で素直に賛成できるか疑問。ただ、会派内で様々な意見があるので、どう対応するか検討したい」と話した。検討委員会副委員長で同会派副代表の西川勝彦県議は「民主党としては不満足」と苦い表情だった。







