いじめ過去最多の855件
◇全県
文部科学省が先に公表した「問題行動調査」では、昨年度の県内の公立小学校、公立中学校、県立高校および県立特別支援学校におけるいじめの総認知件数は八百五十五件で、前年度の二百十九件県に比べ三・九倍に急増した。ただ千人当たりでは五・三件と全国平均の十四・三件を下回っており、都道府県別では、九番目に低かった。
認知件数の内訳は、小学校が四百三十四件(前年度比四・一倍)、中学校が三百十四件(同四・六倍)、高校が八十一件(同二・五倍)、特別支援学校が二十六件(同二・二倍)となっている。
いじめの実態把握のために、学校が直接児童生徒に対し行った具体的な方法は、「アンケート調査の実施」が九九・〇%(同〇・五ポイント増)、「個別面談の実施」が九九・五%(同〇・五ポイント減)であった。
それによると、いじめの態様は、小・中学校、高校ともに「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」が最も多い。
次に多いのは、小・中学校では「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴られたりする」、高校では「パソコンや携帯電話等で、誹誇中傷や嫌なことをされる」となっている。これらのいじめは、「休み時間・放課後」、「登下校時」に多く発生している。
なお「いじめが解消している」のは、いじめの総認知件数に対して九一・五%であった。






