衆議院議員 岩永 裕貴
来年の4月から消費税が5%から8%に引き上げると安倍首相が判断されました。
今回、消費税をあげる理由は、高齢化社会に伴い社会保障費が毎年1兆円ずつ増大しているためです。当たり前のことですが、国民の皆様に税金の更なる負担をお願いしている以上、社会保障費をしっかりと確保しつつも無駄な支出、必要性・緊急性が低い支出は削らなければなりません。
ところが、政府与党がとりまとめた2014年度の一般会計の予算要求総額は約99兆で過去最大、特別会計で管理する復興経費約3兆円を加えると要求総額は2年連続で100兆円を超えることがわかりました。景気対策の名の下に各省庁が無駄な予算を積み重ねていないでしょうか。この予算をみると今回の決断は増税ありきだったのではと思われても仕方がありません。
また、予算をもっと切り詰めなければならない事情が差し迫ってあります。政府は国・地方の基礎的財政収支の2015年度の赤字額をGDP比で2010年度から半減させるとの財政健全化目標を国際公約で掲げています。しかし次年度は、おおよそ43兆円の歳入に対して100兆円の歳出を見込むとのこと。ますます赤字額が増大していきます。
だからこそ、臨時国会では予算概算要求について施策・制度の抜本的な見直しを政府与党に求めていきます。無駄を徹底排除し、予算を必要とする優先順位を厳しく見極めなければなりません。例えば、円安で原材料費が高騰している、消費税が上がっても価格に転嫁できない、増税分がそのまま経営の負担になるとお困りの中小企業対策を盛り込まなければならないと思います。滋賀の皆様とお話ししていると、増税で暮らしはどうなるのだろうと不安のお声を最近よく頂戴するようになりました。増税の痛みだけを押し付けてはなりません。国民の皆様の暮らしを良くするため、しっかりと国へお声を届けていきます!






