滋賀県議会議員 井阪 尚司
科学技術の進歩はめざましいものがあります。携帯電話は、今やパソコンやカメラ、辞典等の機能も搭載してスマホに進化。お掃除ロボットが家庭にも入ってきたし、衝突前に自動停止してくれる自動車も出てきました。いずれも、自律型ロボットの一部です。
ところで、地球の上にはサッカー場ほどの国際宇宙ステーションが浮かんでいることはご存じでしょうか。日本を含む15カ国が叡智を絞って、2011年に完成させたものです。某国の大統領が言いました。「次は、月面基地を造ろう」と。誰が造るの? 何と、これ全てを自律型ロボットが行う計画だそうです。ロボットが、地中から鉄鉱石を掘り出し、鋼材にして基地を造る。故障したロボットは、修理ロボットが治すというもの。
近未来は、ロボットが身近なところで活躍する時代です。日野サイエンスクラブは、京大の北原先生を講師に自律型ロボットのプログラミングを学び、ロボットでサッカーゲームをする教室を開いています。ロボットの先端にはセンサーが付いていて、4輪駆動を制御しながらゲームを進めます。そのスピードと迫力は圧巻です。
この教室で最も驚いたのは、子どもたちの姿勢です。張りつめた空気の中で、話をしっかり聞く、どうすれば動くかを一生懸命に考える。2人一組ですから、コミュニケーションをよくとります。回を重ねる度に、チャレンジする意欲と集中力となぜ学ぶのかの心構えを持つ子どもが増えたように思います。おそらく、学校の勉強にも好影響をあたえていることでしょう。
今、教育には、次代を見据えた基礎学力と創造力をしっかり身につけることが求められています。こうした観点から、県議会でも、優れた教育素材や実践を紹介してきました。私たちは、子どもたち一人ひとりが持つ力を信じ、一緒に学びながら未来に繋げていかなければなりません。高齢化社会を考えると、先に介護ロボットを開発してほしいのですが。






