公開練習 子どもや家族連れら約120人見学
◇全県
bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)二〇一三―二〇一四シーズン(十月四日~来年四月二十七日)に向け、本格始動した滋賀レイクスターズがこのほど、初の公開練習を大津市におの浜にある滋賀県立体育館別館で行った。
今シーズン初の公開練習とあって、夏休み中の子どもたちや家族連れ、若い女性らブースター(ファンの呼称)約百二十人が駆け付け、冷房設備のない体育館で選手の一挙手一投足に目を凝らした。
今回の練習には、契約済みの日本人選手六人と練習生が参加。シーズンを戦い抜く体づくりの一つとして、選手たちがなわとびを始めると「あんたも家でなわとび練習しなあかんな」との親子の会話が聞こえてきた。七分間のシュート練習では、プロの実力を間近で見た子どもから「気持ちよく決めてはるな」とため息が漏れた。
新指揮官となったクリス・ベッチャーヘッドコーチ(44)は、自ら選手にパスを出したり、ハイタッチでコミュニケーションを図ったりと、コート内外で熱血指導。対人形式の練習でも、個々の選手が実戦をイメージしながら、力をぶつけ合った。
最後まで見学した日野原颯君(八日市北小四年)は「選手の動きがよく分かった。バスケをやっているので、ドリブルとかシュートとかいろいろ参考になった」と目を輝かせた。 練習後に行われた記者会見で、ベッチャーヘッドコーチは「目標は西地区で優勝し、プレーオフでチャンピオンシップを獲得すること。その目標に向かってできる限りハードワークをしていきたい」と語り、相手にプレッシャーをかけるディフェンスとスマートなプレー・決断の連続によるテンポの速いオフェンスを目指して「毎日練習する中で少しずつ進歩し、来年二、三、四月にベストなプレーができるようチームを作っていきたい」とした。
チームの支柱である小川伸也選手(30)=長浜市出身=は「コーチも選手も入れ替わったので、一からというよりゼロからのスタートで厳しい戦いが待っていると思うが、ひたむきに取り組む選手ばかりなのでしっかり準備してコーチを中心にやっていきたい」と現実を直視し、決意を口にした。
ベテランの仲摩純平選手(30)は「昨シーズンから言っているが、どうしても有明に行くための結果がほしいので、結果にこだわってやりたい。常に練習でも一〇〇%集中して取り組めるよう心掛けていきたい」と意気込み、井上裕介選手(30)=栗東市出身=も「チームの目標は、やはりいつも優勝。そのためのプロセスとして、コーチも選手も代わったので、お互い尊重し合って、いいチームを築いていきたい」と変化を進化の過程と捉える。
昨シーズン急成長を遂げた横江豊選手(24)=草津市出身=は「西地区の王者になって有明へ行くのが目標。個人としては、コーチも代わって新しいシーズンなので、試合に出られるよう日々の練習から頑張っていく」と強い決意をにじませた。
ルーキーの溝口秀人選手(25)は「三月まで仕事をしていたので、初めてのプロの世界。アマチュアとプロの違いは結果がすべてなので、練習でも試合でも自分のスタッツやチームの結果を大事にし、自分の持ち味(アウトサイドシュート)もしっかりと出していきたい」と語り、先輩たちの背中を追う。
闘志あふれるプレーで観客を魅了する寺下太基選手(33)は「結果も大事だが、今シーズンはここにいるみんなでバスケットを楽しみたい」と、意外な発言の中にチームを思う熱い心が垣間見えた。
今後、九月八日に外国人選手も含めた新チーム体制を滋賀ダイハツ販売株式会社栗東店で発表し、同十四、十五日に滋賀県立体育館で滋賀・奈良・大阪・浜松の四チームによるプレシーズンゲームを行う予定。









