参議院議員 林 久美子
一月から始まった通常国会も六月下旬に閉会し、参議院議員選挙が始まりました。この記事が掲載されてから三日後には、その審判が下されます。自民党がどのように評価されるのか、民主党にもう一度託していただけるのか。そんな思いを抱えながらではありますが、皆様にいつも通り、国会の報告をさせていただきます。
ここ数年、私が心がけている活動は「一国会、一法案」。私が実現したいと思う政策を議員立法としてつくり、仲間に賛同を呼びかけ、成立をめざす…。法律をつくるだけなら数も多くできるのですが、成立させるとなると大変です。ですから、少なくとも一回の国会で一本の法律を成立させようと思い、取り組んでいます。例えば、昨年は「中小企業等協同組合法の改正案」を成立させました。これは中小企業の共済を総合共済化できるように改正したものです。そして今国会は「いじめ防止対策推進基本法案」。大津市でのいじめ自殺事件を契機に、子どもたちのいじめを防ぎ、対処し、命を守るための法律です。子どもを守る法律をつくることができたのは、私にとっても大きな喜びとなりました。このほかにも体罰防止法案や通学路安全確保法案、地教行法改正案などもつくりましたが、残念ながら成立にまで至りませんでした。ですから、今は少なくとも「一国会、一法案」。参議院議員選挙後の国会でどんな法案に取り組もうか、今まさに考えている最中でもあります。国会は立法府ですから、引き続き議員立法にしっかりと取り組んでいきたいと思います。
さて、この七月で、私が初当選した二〇〇四年の参議院議員選挙から丸九年。政治家として仕事をさせていただいてから、いよいよ十年目に入ることになります。十年ひと昔、と言いますが、あっという間の十年だったような気がします。改めて振り返ると、本当に多くの方に支えて頂き、未熟な私を育てて頂き、教えて頂き、応援して頂いて、なんとかここまでくることができました。私のそばには、いつも地域のみなさんがいてくださいました。この場をお借りして、心から感謝申し上げます。
平日は東京の国会で仕事をし、金曜日の夕方に滋賀県に帰ってきて、週末は地元活動。地元と東京を行き来する中で、私は今、夢と希望をもって滋賀県と日本の未来を思い描いています。命を大切にし、子どもの育ちを守りたい。財政再建に果敢に取り組み続け、選挙権すら持たない子どもたちに負担をつけまわす政治はしない。土のにおいや暮らしのぬくもりを大切にしたい。日本を支えてきたお年寄りに安心の社会保障を再構築しなくてはならない。強さとしなやかさと協調の精神を外交に取り戻したい――。滋賀県から送っていただいている政治家として自信と誇りをもって、これからも全力で仕事をしてまいります。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。






