近畿・北陸から約330人参戦
◇東近江
東日本大震災の記憶が風化しないようとの思いを込めて「3・11メモリアルシクロクロス」が十日、東近江市栗見新田町のふれあい運動公園特設コースで開かれた。
シクロクロスとは、オフロードで行われる自転車競技で、不整地の周回コースに障害物(階段など)を設けて自転車を担がなければならない構成を組み込んでいるのが特徴。
今回の3・11メモリアルシクロクロスは、昨年に続いて二回目の開催。自転車乗りなら自転車を使って東北を支援しようと、関西シクロクロス参加者有志で結成した“3・11を忘れない関西クロスの仲間たち”が主催し、関西シクロクロス実行委員会やボランティアスタッフらが大会運営を支えている。
当日は、近畿や北陸から約三百三十人が参戦。その参加費の一部を寄付金(約二十万円)として、「東北から元気を!!」を合言葉に掲げる“TOHOKU CX Project”に贈る仕組み。
有志代表の佐野光宏さん=栗東市在住=は「自転車乗りとして何かできることはないかと考えたとき、頑張って乗ることが支援につながればと思い、仲間とともに東北支援シクロクロスを昨年から始めた。五~十年といった長期かつ継続的な視点に立ち、毎年3・11に一番近い日曜日に大会を催し、東日本大震災の記憶が風化しないよう思い出す機会にもしていきたい」と力を込める。
こういった有志の思いに共鳴した参加者らは、冷たい雨と風が吹き荒れる中、六十分耐久ソロと三十分シングルスピードソロ、キッズ耐久の三レースにそれぞれ出場。
河川敷に設定された一周二・一キロのコースを疾走しながら、最高のパフォーマンスを目指すとともに東北の自転車仲間たちに心を寄せた。







