県が昨年4月から今年1月までの調査公表
◇全県
県総務課は八日、昨年四月から今年一月までについて実施した県内私立の小・中・高等学校における体罰の実態把握調査で、高校六校において十七件の体罰が行われていたと発表した。この調査は、文部科学省への実態把握報告のために実施しているもの。
それによると県内の私立小学校一校、中学校五校、高等学校九校(通信制を除く)、中等教育学校一校の計十六校のうち、高校六校で十七件の体罰があった。いずれも傷害はなかったという。
体罰を行った教員は、各校一人の計六人で、このうち部活の顧問が五人、担任が一人だった。また被害生徒は、延べ三十八人に上っている。部活種目は、野球、柔道、ハンドボール、ソフトテニス、剣道。
体罰の内容は、素手で殴る・蹴る、剣道の竹刀で殴る蹴る、などとなっている。
体罰が複数回に及んだ事例では、ある高校のハンドボール部の部活顧問(教員)が両手でほっぺたをたたく行為を九件(被害生徒二十七人)も行っていた。
体罰のあった学校では、被害生徒や保護者への謝罪、体罰を行った教員への管理職による指導や部活動の顧問変更などを行ったという。
県では八日、各私立学校法人に対し「体罰をなくすための体制整備や研修機会の充実を求める。また体制整備に関しては、県教 育委員会が各県立学校に設置した罰坊止対策委員会に準じたシステムを学校または法人組織内の設置を要請する」との文書を発送した。






