滋賀レイクスターズ 琉球に2連勝
◇全県
bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)二〇一二―二〇一三シーズンの後半戦に突入し、滋賀レイクスターズは二十六、二十七日、西地区首位を走る琉球ゴールデンキングスと滋賀県立体育館で対戦、二連勝した。大金星を勝ち取った以上に注目すべきは、選手自身が一つの勝利に浮かれず、さらなる高みを目指して戦い抜いたことだろう。
後半戦初戦は、少しでも隙を見せると速攻を畳み掛けてくる強豪チーム。滋賀は、全員でボールを共有し、ウェイン・アーノルド選手やレイ・ニクソン選手らの高精度な三点シュートでアウトサイドから得点を重ね、ディオニシオ・ゴメス選手の力強いインサイドを生かすなど、バランスのとれた攻撃を展開、相手の得点源を複数で封じるチームディフェンスに徹した。
「勝ちを望むのではなく、勝ちを自分たちで勝ち取れ」とのアラン・ウェストオーバーヘッドコーチの言葉を胸に、同点で迎えた第四クオーター。出だしリードを許したが、けがから復帰した横江豊選手が同点ゴールを決め、寺下太基選手のドライブで逆転に成功、その直後に並里成選手の速攻を寺下選手が止める活躍を見せ、藤原隆充選手も三点シュート二本を沈め、80対69で勝利した。待ちに待った瞬間に涙を流すブースターがいるほど、会場は歓喜に包まれた。
試合後の記者会見で、小川伸也選手は「後半戦一発目、シーズン当初の連敗、昨季のチャンピオンチームなど、琉球に勝ちたい要因はたくさんあるが、シーズン前半戦であまり勝ち星を稼げなかったので、後半戦にかける思いが強い。全員のそういった気持ちの強さが試合に出た。明日勝ってこそ価値がある」と、どこに勝つかよりも勝利に対する執念を垣間見せた。
そんな選手たちを後押しするべく、今季最多二千八十六人の観客が詰め掛けた翌日は、序盤十二点差まで広げられたものの、第二クオーター残り二十秒を切ったところで小川選手が並里選手のドリブルをカットして速攻からファウルを奪い、フリースロー二本を決め30対34に。いい流れのまま後半へ入り、要所での仲摩純平選手の三点シュートなどで勢いづき、83対73で二連勝を果たした。
ウェストオーバーHCの「自分たちのベストな努力ができれば、どのチームにも勝てる」との言葉通り、今回の二連勝から学んだことを、今後の試合で選手がどれだけ具現化できるか、目が離せない。










