滋賀レイクスターズ 2千8百人が熱狂
◇東近江
bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)二〇一二―二〇一三シーズンの公式戦として、地元の滋賀レイクスターズが十、十一日、東近江市今堀町にある布引運動公園体育館でライジング福岡と対戦し、一勝一敗と持ちこたえた。五連敗という負の連鎖を断ち切り、東近江の地から新たな一歩を踏み出した。
シーズン中、一回限りの公式戦開催とあって、布引運動公園体育館には、レイクスブースター(ファンの呼称)やバスケットボールに取り組む子どもたち、休日を楽しむ家族連れをはじめ、両日合わせて観客二千八百三十四人が詰め掛けた。
四連敗からの脱出をかけた一日目は、レイ・ニクソン選手のスリーポイントシュートやスピード感あふれる横江豊選手のアシストなどが光り、好調な滑り出しを切ったものの、後半一気に失速して75対99で破れた。
指揮官のアラン・ウェストオーバーヘッドコーチは「一つのミスや負けで頭を下げていては勝てない。全員でプレーし、プライドとエネルギーを持って、どん欲に勝ちたいという気持ちで戦わなくてはいけない」と語り、コート上で唯一の表現者である選手自身の覚醒を待った。
「チームの戦術に間違いはなく、個人が集中してやっていかないと悪い流れを断ち切れないと思う。ボールへの執着心も切れている。僕自身がステップアップしないといけないし、責任を感じている」と、重い口を開いた小川伸也キャプテン。
後がない二日目。小川キャプテンを中心に選手全員が決死の覚悟で挑み、終始積極性を失うことなくゴールへ向かい続け、外国人選手だけでなく小川・藤原隆充・仲摩純平の三選手が二桁得点をあげる活躍を見せた。何よりも選手を信じ続けたブースターの大声援が勝利を引き寄せ、87対79と金星を勝ち取った。
しかし、シャッフル・オフェンスを研究して対策を練ってくる相手チームの一歩先を行くレベルアップが急務であり、選手たちが乗り越えなければならない壁はまだまだ続く。
今後、十七、十八日に島根、二十四、二十五日に浜松とアウェイ戦が続き、十二月一、二日にホームの滋賀県立体育館で島根と対戦する。










