カナダでの世界大会に出場 ハンマー投げで優勝の期待
◇竜王
七月十四日から二十一日まで、カナダ・トロント市で開催される第二回世界ろう者陸上競技選手権大会のハンマー投げ競技に日本代表として出場する竜王町在住の森本真敏さん(27)の壮行会が二日、竜王町役場玄関前で行われた。
竹山秀雄町長は「前回(四年前)に引き続き、出場おめでとうございます。自己ベスト六十三・二五メートルを上回るようにがんばっていただきたい。体調管理と気持ちをしっかり整え、トロントの大空を突き破るぐらいハンマーを飛ばしてください」と激励した。
森本選手は「今回は、世界の選手と戦うこと、勝つことだけでなく、自分自身の戦いになると考えています。今まで磨き、積み重ねた技術を、結果として表したい。たくさんの応援をいただき、竜王町の生まれで良かった。不安もありますが、精一杯、力を出し切ってきたい」と、手話で決意を述べた。
町と町教委からの激励金と併せて、遠征費の足しにと町職員全員から寄せられた募金が、森本選手に贈呈された。
森本選手は七日に成田発でトロントへ出発。ハンマー投げ競技決勝は大会四日目、日本時間二十一日午前六時ごろ開始の予定。前回の第一回大会に続き、金メダル獲得が期待されている。
竜王町地域振興事業団に臨時職員として籍を置き、竜王町を拠点に活動を続けている。同町川守の町農村運動広場で黙々と練習を重ね、大会に備えた。ハンマー投げ第一人者の室伏広治選手に直接指導を受けるなど親交が厚く、技術面だけでなく精神面でも大きな影響を受けている。
自己ベストの六十三・二五メートルは、世界ろう者記録でもある。二〇〇八年第一回世界ろう者陸上競技選手権大会で金メダル、翌二〇〇九年第二十一回夏季デフリンピックでも金メダルと、世界大会二連覇中。







