滋賀レイクスターズ 通算100勝達成
◇全県
夢と感動を与える大きな力を生かし、プロのバスケットボール選手たちが、絶望のふちから立ち上がろうと懸命に生きる被災者また被災地に思いを寄せ、復興支援活動を続けている。
bjリーグの滋賀レイクスターズは十、十一日、東日本大震災発生翌日から救援物資や義援金を募り、チームにとって復興支援活動の起点となった彦根市民体育センターで、「東日本大震災復興祈念ゲーム」として秋田ノーザンハピネッツとの公式戦に臨んだ。
今季、滋賀は、試合チケットの売上やクラブレイクスプレミアスター会員会費、レイクスマガジン広告売上の一部などをレイクススポーツファンドに積み立て、その一部を復興支援活動費に充当し、スポーツ用具を購入して被災地へ贈る計画を進めている。
復興支援活動費の増額を目的に、彦根会場では、売上の一〇%を活動費に充てる“チャリティーチケット”販売や滋賀・秋田両選手による募金活動も行い、地震発生時刻の十一日午後二時四十六分に観客も含め全員で黙とうを捧げ、決して忘れてはならない記憶を再び胸に刻んだ。
多くの人の心を熱くするプレーが復興支援につながる―。観客(十日=千五百九十五人、十一日=千五百八人)の思いも背負いながらコートに立った滋賀の選手たち。
東地区二位の秋田との戦いは、「シャッフルオフェンスに注目が集まりがちだか、ディフェンスに重きを置いている」というアラン・ウェストオーバーヘッドコーチの言葉通り、自ら「選手の火付け役」と語る藤原隆充選手を筆頭にボールへの執着心や勝ちへのこだわりを前面に出したチームディフェンスからチャンスをつかみ、ジュリアス・アシュビー選手を軸に、けがから完全復活したジョシュ・ペッパーズ選手が要所で確実に得点を重ね、久々のホーム二連勝(十日=86対78、十一日=79対74)を飾った。
また、十日は、リーグ参入四シーズン目にして、チーム通算百勝を達成。藤原選手は共にチームを支えてきたキャプテン・小川伸也選手との会話を明かしながら「長いようで短かいようで、いろいろな思いがある。けれど、一つの通過点にすぎない。感謝の気持ちを持って、滋賀の伝統をもっと積み上げていければ」と、未来を見つめた。









