船岡中で「バスケクリニック」
◇東近江
「できるかできないかではなく、やったかやらなかったか」。bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)の滋賀レイクスターズは四日、東近江市立船岡中学校体育館で“東近江バスケクリニック”を開き、バスケットボールに情熱を注ぐ女子中学生らの本気スイッチを押した。
滋賀レイクスのコーチ・選手が熱血指導
滋賀レイクスターズの試合がなかった週末を利用し、東近江市バスケットボール協会との共催事業である“バスケスクール東近江校”(布引運動公園体育館で開校中)のスクール出張版として開催されたのが「東近江バスケクリニック」。
講師を、滋賀レイクスターズの根間洋一アシスタントコーチと、日本体育大学四回生でプロ契約を結んだ草津市出身の横江豊選手が務めた。
プロ選手と同じ練習メニューを織りまぜて進められるクリニック。参加した船岡中学校女子バスケ部十二人と聖徳中学校女子バスケ部二十二人、八日市ミニバスの小学六年生女子、高校でバスケ部入部を考えている船岡中男子二人は、準備運動の段階から集中力を切らさず取り組み、同時に理想の動きを体現する難しさを感じ取っていた。
また、主導権を握るために重要なドリブルや、オフェンスとディフェンスによる一対一の練習で培う想像力と実践力など、一つの動作・練習の持つ意味を考えながらプレーする意識の高さが、強いチームまた伸びる選手との差を生むことも学んだ。
「シュート一本でも練習から勝負に一喜一憂し、自分の気持ちを心に留めるのではなく、もっと前面に出さないといけない。もっと激しく、本気を見せてください」と、根間アシスタントコーチが喝を入れると、選手たちの目の色が変わり、ボールへの執着心が一気に増した。
時間を延長して行われた練習後は、講師への質問タイム。「練習は週に何回しているのですか」や「一日にどのくらいシュートを打っているのですか」といった練習に関するもの以外に、「彼女はいますか」と講師陣にとってドッキリする質問も飛び出した。
最後に、根間アシスタントコーチは「すごく楽しい時間だった。みんな真剣に取り組んでくれたので、熱くなった。積極性や本気度で差が出てくる。人に負けない本気度をもっと出して頑張ってほしい」と呼び掛け、横江選手も「習ったことを忘れず、自分なりに工夫しながら明日からの部活動を頑張ってください」とエールを送った。
厳しいからこそ味わえる楽しさを知った選手たち。船岡中女子バスケ部・上谷涼華キャプテンは「基本的なことを一からしっかりと教えてもらえ、チームそしてメンバーのためにも良かった。今回、自分の中で封印していたワンハンドシュートのきれいな打ち方も教えてもらったので、どんどん使っていけるようになりたい」と目を輝かせ、チームの目標として三位以内に入ることを掲げた。
★バスケスクール
東近江校通年開催へ
滋賀レイクスターズは、現在開校している「中期バスケットボールスクール東近江校」(平成二十三年十月~同二十四年三月)を、四月三日から通年制スクールとして展開していく。
キッズクラス(小学一~三年生の男女三十人)とジュニアクラス(小学三、四~六年生の男女三十人)の二クラスで、滋賀レイクスターズの選手らが直接指導する。
スクールの申込受付は、今月二十日から始まる。詳しくは、滋賀レイクスターズ・スクール係(077―527―6419)へ。









