滋賀レイクスターズ(4)
◇東近江
bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)西地区三位につけている滋賀レイクスターズ。三日午後六時から、四日午後二時から、東近江市今堀町の布引運動公園体育館で、埼玉ブロンコスと対戦する。昨年に続き二度目となる東近江地域での公式戦開催を前に、株式会社滋賀レイクスターズ・坂井信介社長(42)=長浜市出身=に、今季にかける思いを聞いた。【聞き手=櫻井順子】
★リーグ参入から四年目を迎えた心境は?
「昨季までの三シーズンで、滋賀レイクスターズの創設期ともいえる時代が一旦終了した。次の段階へ進むためにも、より地元に根づき、県民から愛され支持してもらえる組織にしていきたい」
★今季のチーム編成は?
「リーグ参入二、三年目と連続してプレーオフ進出を果たしたものの、一回戦敗退に終わった。最終的な目標は『安定した強豪チーム』になることであり、チームづくりを一からやり直そうと決意し、主力選手の放出と新しいヘッドコーチ(アラン・ウェストオーバー氏)の招聘(しょうへい)を手掛けた」
★参入三年目で単年度黒字化を達成したが、今後の経営見通しは?
「単年度黒字化を発表したが、創設当初からの累積赤字もあり、すぐに赤字転落を招く油断できない状態。継続運営に欠かせない協賛企業は、今年も三百社を突破する見込みで、地域の経済界にはとても感謝している。一方、個人会員は二千人ほどにとどまっており、五千人はクリアしていきたい。
また、市行政から体育館の使用減免をはじめ大きな協力を得ており、県行政からももっと応援してもらえるよう誠実な活動を続ける必要性を痛感している。安定した黒字基盤を築いている既存チームを手本に、二期連続の黒字化を達成し、チーム運営などの予算拡大へとつなげ、新事業も軌道に乗せたい」
★新規事業とは?
「バスケットボールだけに固執せず、滋賀県内のスポーツ界全体を盛り上げ、地域活性化を図っていきたいという思いがある。レイクス創設期が終わり、ある程度できうる環境が整ってきた。まず初めに学生スポーツを多く取り上げる情報誌“レイクスマガジン”(月一回発刊中)と、チケットの一部収益などを積み上げて個人・団体へ助成する“レイクス・スポーツファンド”をうまく活用していきたい」
★今後の目標は?
「多くの人に発信する力を兼ね備えたプロスポーツ興行に携わっているレイクスの求心力を生かし、スポーツを通じて県民の思いを形にしながら、地域活性化の軸『滋賀のシンボル』となりたい」
★目前に迫った東近江での公式戦開催に向けて意気込みを。
「昨年初の東近江開催は、二日間ともほぼ満員となり、歓迎していただいたことをとても感謝している。今年は、昨年よりも多い約四十社の地元企業が応援してくださり、成功を期待している。東近江での公式戦は、シーズン中盤戦の最初のゲームとして大きなカギを握る。熱い戦いぶりと家族みんなで楽しめる興行を心掛けていくので、ぜひ二日間応援してほしい」
★限定ペアチケット発売中
東近江会場では、初の試みとして「S指定席ペアチケット」(通常前売三千三百円、当日四千円のS指定席を二枚一セットで六千円)を百セット限定で販売している。
お得な値段設定だけでなく、当日MVPに輝いた選手のサイン入りボールのほか、池田牧場“香想庵”の食事券やブルーメの丘入場券、ビジネス第一ホテル宿泊券、ビジネスグリーンホテル日野のカラオケ二時間無料券などが当たる抽選会への参加券付きで、友人・カップル・家族が一緒になって楽しめる。
ペアチケットは、滋賀レイクスターズの公式ホームページや携帯サイトからも購入できる。このほかの観戦チケットは、アルプラザ八日市やコンビニ各店でも販売中。詳しくは、滋賀レイクスターズ(TEL077―527―6419)へ。








