12月3、4日 布引体育館でホームゲーム
◇全県
個人よりチームで戦う勝つバスケットスタイルを追求していきたい―。bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)参入から四年目を迎える滋賀レイクスターズが七日、2011―2012シーズン(十月八日~来年四月二十九日)を前に「公開記者会見」を滋賀県立体育館で開き、ブースター(ファンの呼称)約四十人が見守る中、優勝を狙う新体制の骨格を発表した。
★優勝狙う新体制
悲願の有明ファイナル進出とリーグ優勝に向け、株式会社滋賀レイクスターズ・坂井信介代表から新生レイクスを託されたのは、元プロ選手で指導歴二十年以上を誇る米国カリフォルニア出身のアラン・ウェストオーバー氏(56)。
新しい指揮官は、オーストラリアのトップリーグ“ナショナルバスケットボールリーグ(NBL)”で、名門メルボルン・タイガースのヘッドコーチとしてチームを二度優勝に導いた実力の持ち主。
そのウェストオーバーヘッドコーチが新体制の柱に掲げたのは、「個人よりチームとして戦う勝つバスケット」。過去の指導実績を基に、常に動いてボールを分かち合いながら全員でシュートチャンスを狙う“シャッフルオフェンス”の導入を明かし、「シーズン当初からしっかりプレッシャーをかけ、激しいディフェンスをしていくことが一つのカギとなる」と強固なディフェンスに重きを置く。
「究極の目標は優勝に違いないが、それに近づくためには個人がベストを尽くすことが必要。長いシーズンなのでアップダウンはあると思うが、みんなで集中して優勝を狙っていきたい」と、温和な雰囲気の中にも強い意志と情熱を漂わせた。
★ベテランと新人
ベテランの藤原隆充選手や岡田優選手、小川伸也選手とともに、チームのけん引役を期待される新加入の波多野和也選手(29)=ブラジル出身、前埼玉ブロンコス所属=は「毎シーズン目標にしているのは、全試合コートに立って一〇〇%のプレーを見せること。bjリーグは七シーズン目だが、レイクスでは初のシーズンとなるので温かく見守ってほしい」と応援を求めた。
レイクスの新時代を築く新人の本多純平選手(22)=富山出身、東京成徳大卒=は「常に自分らしさを出し、少しでもチームに貢献できるプレーヤーになりたい。身長もある程度あるので、リバウンドやルーズボールなど、泥臭いところで頑張っていきたい」と意気込み、同じく新人の宮城信吾選手(23)=沖縄出身、専修大卒=も「得意なのは、ディフェンスとリバウンド、ルーズボール。大学の先輩であるJさん(波多野選手)からオフェンスも学んでいきたい」と意欲を見せた。
そして、誰よりも熱い闘志を燃やしていたのが、新人の伊戸重樹選手(26)=滋賀県長浜市出身=。「昨年一年間は練習生だったので、自分がコートに立てない悔しさやレイクスが優勝できなかった悔しさなど、いろいろ悔しい思いをした。これからは地元でプレーできることに感謝して、思う存分、自分のプレーを練習中から表現し、持ち味であるスピーディーな展開また試合の流れを変えるような選手になり、ブースターさんたちを魅了するプレーを心掛けてやっていきたい」と、スピードを武器にベテラン選手とのポジション争いにも挑む。
★外国人枠は?
次に気になるのは、外国人選手枠。ウェストオーバーヘッドコーチは「先月アメリカに行き、何人かすばらしい選手を見てきた。昨シーズン所属していた選手を何人か残し、新しく何人か連れてきたいと思っている。いい選手が獲得できれば、あとはシーズンを待つだけ」と語り、記者会見後に行われたトライアウトでもチームプレーができてディフェンス力に長けた逸材探しに目を光らせた。
二〇一一―二〇一二シーズンは、昨シーズンに引き続き、東近江市の布引運動公園体育館で十二月三、四日に公式戦が開催される予定。







