予防と早めの医療機関受診を
◇全県
県は二十日、今年はじめての「腸管出血性大腸菌感染症多発警報」を発令した。期間は、二十九日までの十日間。
警報は、月曜日から日曜日の一週間を基準に、▽県下で三週連続して二人以上患者等が発生▽県下で一週間に三人以上患者等が発生▽その他重症例の発生やその恐れがある等、特に緊急に注意喚起が必要な事態が発生――の、いずれかに該当した時に、県民に対して注意を喚起し、発生の予防や拡大防止を図るため、発令される。発令期間は、発令の日から翌週の日曜日まで。
今回は、五月十六日から二十二日の一週間に、患者二人と無症状病原体保有者一人の計三人の届けが出された。
主な症状は腹痛や下痢。病状が進行すると血便になったり、溶血性尿毒症症候群(HUS)という腎臓障害を引き起こす場合もある。
県健康推進課では、県民に感染予防と早めの医療機関受診を呼びかけている。相談は、最寄りの保健所まで。
予防については、▽調理前に石けんで十分な手洗い▽野菜のていねいな洗浄▽レバーなどの牛内臓や牛肉を生で食べない▽腸管出血性大腸菌は摂氏七十五度で一分間以上の加熱で死滅するので牛内臓や牛肉を調理する際は中心部までよく加熱▽焼き肉時に生肉を扱う箸と食べる箸を別々に▽乳幼児やお年寄りでは死亡や重症になることがあるので生や加熱不十分なレバーなどの牛内臓や牛肉を食べない・食べさせない▽患者からの二次感染に注意▽患者の便に触れた場合は石けんと流水で十分な手洗いと消毒▽おむつ交換時の手洗い▽幼児・児童に対する食前の手洗い指導の徹底▽簡易プールの衛生管理――の徹底を喚起している。





