現職の底力の吉田 追う山本、荒川、冨波
【野洲市(定数2)】
吉田 清一63 自現4期
山本 剛48 民新
冨波 義明56 対新
荒川 泰宏58 無新
西村 明夫62 無新
(順不同。民=民主党、自=自民党、共=共産党、対=対話の会)無所属以外は、原則公認。ただし推は、推薦。名前の下の数字は年齢。現職の下の数字は期数。
野洲市選挙区は、平成十一年の選挙以来、十二年ぶりの選挙となる。自民現職の吉田が底力で先行し、これを元野洲市職員で民主新人の山本と自民系の元市議・荒川が追い上げ、さらに元県立高校教員で対話の会の新人、冨波が割って入る。元県職員の西村も名乗りを挙げている。有権者数は十二月二日現在四万百六十六人で、投票率五五%程度とみて、五千五百票が当落の分かれ目か。
自民現職の吉田は、地元の旧中主町を中心に安定した後援会組織をもつが、十二年ぶりの選挙で上滑りを警戒している。このため、地元の旧中主町を固めたうえで、四期の実績を掲げて、旧野洲町でも篠原、祇王の両学区から上積みを図る。 民主新人の山本は、引退する青木愛子の後継候補。後援会組織は民主系の市議二人の応援を得て一月末に発足させたばかりで、出身の小篠原学区から拡大を急いでいる。選対には連合も組み入れ、地元支援者と一体となった選挙で、新興住宅地を重点的に展開する。
対話の会新人、冨波は十六日、出馬を正式表明した。組織をもたないため、市議の支援を受けながら、親せき関係や出身の膳所高校同窓による勝手連的な組織づくりを行い、出遅れを挽回したいところ。野球部の教え子にも期待する。
無所属新人の荒川は、自民党野洲連協の一支部である野洲支部から推されて、二月に入って出馬を決意した。町議・市議六期を支えた後援会組織を核に、地元の野洲学区と北野学区、三上学区などの旧野洲町を中心に支持拡大に全力を注いでいる。
元県職員で無所属新人の西村は、前回と前々回の県議選が無投票だったのを受けて、「このような県議選出は好ましくない」として立候補を表明。県庁勤務二十八年の経験を生かし、労働者の立場に立った県政実現を手づくり選挙で訴えるとしている。(高山周治)





