来年1月15日、大津市民会館
◇大津
大津新春さざなみ能が来年一月十五日、大津市民会館大ホール(大津市島の関)で開かれる。新春にふさわしい名曲と、祝言性の強い大曲をとりあげ、初めての鑑賞でも楽しめる内容となっている。
公演されるのは、能の「羽衣」(観世流)「石橋 大獅子」(同)、狂言の「佐渡狐」(大蔵流)となっている。
「羽衣」は、味方玄が天人を演じる。駿河国の三保の松原に住む、白龍という漁夫が、松の枝に美しい衣が掛かっているのを見つける。持ち帰ろうとすると天女が現れ、その羽衣を取られると自分は天に帰れなくなると嘆き悲しむ。白龍は哀れに思い、羽衣を返すが、かわりにと天上界の舞を所望する。
能「石橋(しゃっきょう) 大獅子」は、赤獅子を味方玄、前・童子と後・白獅子を河村晴道が舞う。寂昭法師が入唐し山西省の清涼山にたどり着いて、そこにある石の橋を渡ろうとする。するとそこへ一人の童子が現れ、並み大抵の修行では渡れない橋であると戒めて姿を消消す。程なく、菩薩に仕える霊獣の獅子が現れ、白い獅子はどっしりと、赤い獅子は機敏な舞を披露する。
狂言「佐渡狐」は、佐渡の国の百姓を茂山宗彦、越後の国の百姓を茂山逸平が演じる。越後と佐渡の百姓が年貢を納めに行く途中、道連れになる。佐渡に狐がいるかどうかで、小刀を賭けた言い争いになり、奏者に判定を委ねることになる。先に年貢を納めた佐渡の百姓は、奏者にわいろをおくり狐について教えてもらう。越後の百姓も年貢を納め、賭けの判定となるが、わいろを貰った奏者は佐渡に狐がいると判定を下し、佐渡の百姓の勝ちとなる。
料金はS席五千円、A席四千円、B席(学生券)二千円。販売場所は大津伝統芸能会館、大津市民会館、大津駅観光案内所、石山駅観光案内所、堅田駅前観光案内所など。問い合わせは大津伝統芸能会館(TEL077―527―5236)まで。






