9月22日、大津市伝統芸能会館
◇大津
大津市伝統芸能会館(大津市)は九月二十三日午後二時から、さざなみ狂言会を開催する。茂山千之丞氏の解説を交えた構成で人気の企画で、今回は人気若手を加えた三世代キャストで狂言ファンから初心者まで楽しめる作品を送る。
入場三千円。チケットは大津市伝統芸能会館、大津市民会館、大津駅、石山駅、堅田駅前観光案内所、問い合わせは同会館(TEL077―527―5236)まで。
演目と出演者は次の通り。
▽「解説」=丸石やすし、当日の演目にまつわる話しや見どころを解説するとともに、観客がその場で体験できる台詞や謡をレクチャーする。
▽大蔵流狂言「千鳥」=主人・増田浩紀、太郎冠者・茂山七五三、酒屋の亭主・茂山千之丞、(後見)丸石やすし。ツケで酒を買ってくるよう主人から命じられた太郎冠者だが、支払いがたまっているため酒屋は酒を渡さない。太郎冠者はなんとか酒樽を手に入れようとするが…。千鳥を捕まえる際の狂言歌謡が一度聴いたら忘れられない楽しい作品である。
▽新作狂言「濯(すす)ぎ川」=夫・茂山宗彦、女房・茂山童司、姑・茂山あきら、(後見)丸石やすし。日頃から女房と姑にこき使われている気の弱い夫。今日も川で洗濯をしていると、女房と姑がやって来て、次々と仕事を言いつける。更には用事を箇条書きにした紙まで渡される始末。その時、洗っていた小袖が川に流れ、取ろうとした女房が川へ落ちてしまいます。姑は早く助けるようにと夫をせかすが…。昭和二十八年初演の新作狂言だが、もはや古典と変わらない認知度と高い人気を誇る名作となっている。





