南部まち協に事業委託 新年度予算に補助金計上 東近江市
◇東近江
東近江市は、一般家庭から出される生ごみの減量化を進めるため、南部地区まちづくり協議会が取り組んでいる「ダンボールコンポスト」を市内全域に普及するための事業費(百万円)を新年度当初予算に盛り込んだ。
市では、空き缶やペットボトルの回収は、分別方式の導入で一定の効果を挙げているが、生ごみについては、まだ減量化に取り組む必要があり、ごみ全体の三〇~四〇%を占めることからその効果は大きいとみている。
これまでごみの減量化につなげる施策として生ゴミ処理機に補助金制度を設けていたが、販売されている処理機の製品が少なくなっていることや、電気で乾燥する処理機では、結局ゴミとして出されているケースが多いことなどから、新たな取り組みを検討。
専門家を講師に招いた講習会を開催し、すでに二百世帯が取り組んでいる南部地区の実績を参考に市内全域にダンボールコンポストの普及を目指すことにした。
今月には、普及のためのリーダーを養成する講習会が湖東支所で開催されるほか、蒲生地区の自治会や能登川地区まちづくり協議会でも取り込みを検討しており、普及の足かがりにしたいとしている。
市が普及を目指すダンボールコンポストは、荷造りなどに使う手頃な大きさの段ボールに園芸用土としても使われるピートモスともみ殻くん炭を一定の割合で入れ、毎日投入する生ごみと一緒に撹拌するだけで自然発酵により堆肥が作り出されるもので、ダンボール一箱で一日五百~七百グラムの生ごみを約三ヶ月間処理できる。
市では、普及事業を南部地区まちづくり協議会に委託し、一般家庭がコンポストを一つ設置するのにかかる初期費用(千二百円)のうち七百円を補助する。






