町の活性化へ地域の良さ再発見
◇東近江・愛東
東近江市北坂町で二十三日、第二回北坂町活性化祭が開かれた。歴史を知ることで地域の活性化と愛着を持ってもらうことや秋の収穫を地域みんなで楽しもうと、北坂のろし駅伝実行委員会と北坂ドリームファームが催した。
百済寺の領地の一部だった同町は、合併前の旧名を百済寺戊(通称・北坂)といい、百済寺ゆかりの地域で、中世に湖東平野が一望できる丘陵地に北坂本城(標高五百二十メートル)が築かれている。
当日は、愛東地域の歴史研究会「愛史会」や地域教育協議会などの協力を得て、子供からお年寄りまでが百済寺の歴史、北坂町の歴史、城山として築かれた北坂本城についての知識を深めた。
午前中は、子供たちが城山に登り、山頂での宝探しや写生を楽しんだほか、能面彫刻研究室主宰の坂ロ裕子さんによる記念講演「北坂本城とイセキ能面」や、NPO法人城郭遺産による街づくり協議会の中井均理事長の講演「戦国・愛東の城―北坂本城を中心に―」などが行われた。
一方、近江中世城跡保存団体連絡会(近江のろしの会)が呼び掛けよるイベント「近江中世城跡琵琶湖一周のろし駅伝」にも昨年に続き参加し、澄み渡る青空に向かって発炎筒を使ってのろしを上げた。
第八回目を迎えたのろし駅伝は県下四十四か所で行われ、北坂本城から上げられたのろしは、勝楽寺城(甲良町)から受け継ぎ、観音寺城(安土町)へと引き継がれた。







