新工場は来年10月着工、平成24年操業開始
◇全県
電気自動車のリチウムイオン電池を製造する、大手電池メーカー「ジーエス・ユアサコーポレーション」(GSユアサ、本社・京都市南区)は十六日、栗東市の計画中止となった新幹線新駅周辺の区画整理跡地への進出に向けて同市と交渉を進めることを明らかにした。
同社広報室によると、事業所ではリチウムイオン電池を製造する。進出の条件としては、平成二十二年十月着工、同二十四年操業開始を目指しており、同市に対して来年二月には五・六ヘクタールの土地取得が必要としている。
県と同市は、新幹線新駅中止後の跡地周辺における新たな街づくりとして、道路などの基盤整備、環境系の企業を誘致する「後継プラン」を国補助を合わせて約四十数億円を投じて行うとしている。
同社進出により、新駅問題は一定のめどがついたと期待がかかる。
嘉田由紀子知事は「地権者、栗東市に心配をかけてきたが、少し土地利用の方向性が見えてきた。影響を少し緩和できることでありがたく思っている」と述べ、同社が来年十月着工を条件にしていることを受けて「県はインフラ整備を全力でする」と話した。
また、栗東市の国松正一市長は「今回の決定は、株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション様にこの基本構想のテーマや立地特性をご理解いただいた結果と思っております。今後は株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション様が本市のこの地区へ立地を正式に決定いただけるよう、また本市の活力創生が一層進展するよう全力で取り組んでまいります」とコメントを発表した。






