10月の県内企業の倒産動向=
◇全県
東京商工リサーチ滋賀支店はこのほど、十月の県内における負債額一千万円以上の倒産状況を発表した。それによれば件数は十三件、負債総額は二十六億七千七百万円であった。
倒産件数は、前年同月比十件減(四三・七%減)、前月比三件(三〇・〇%減)で、前年同月に対しては運輸通信業で増加した以外は、一次産業、建設業、製造業、小売業、不動産業、サービス業でそれぞれ増加した。
負債総額は、前年同月比九億八千九百万円増(五八・五九%増)、前月比二十一億一千二百万円増(三七三・八%増)で、前年同月、前月共に負債十億円以上の大型倒産の発生がなかったが、今年十月は、(株)中村益造商店の負債額が十四億一千七百万円、(株)西匠エンジニアリングの負債額が七億円であり、全体としての負債総額を押し上げた。
単月の倒産件数が十件以上となるのは、平成十九年四月より三十一か月連続で、倒産集計開始以来初めてである。
また一~十月の累計倒産件数は百八十二件に達し、一~十二月の年間倒産件数過去最悪であった平成二十年の百八十件を十か月間で上回る結果となった。
一~十月の累計負債総額は三百六億二千五百万円で、一~十二月年間との比較では過去八番目の金額、今後の大型倒産の発生の有無により大きく変動するが、件数増加と相まって高水準で推移している。





