竜王町そば振興会
◇東近江・竜王町
竜王町そば振興会が先月三十、三十一日、十一月一日の三日間、島根県出雲市にある出雲文化伝承館で開かれた「二〇〇九神在月(かみありづき)出雲全国そばまつり」に出店し、全国から集まったそば通たちをうならせた。
出雲地方では、十月に全国の神様が出雲大社に集結し、男女の縁について会議を行うと言われており、「神無月」ではなく「神在月」と呼ぶ。
八百万の神々と歩調を合わすように、出雲全国そばまつりには、全国有名産地のそば処が勢ぞろいし、自慢の逸品を持ち寄り販売競争しながら交流を深めている。
今年は、島根県内五店舗のほか、県外七店舗(岩手のわんこそば東屋、福島の蕎邑、東京の江戸流手打ちそば青山学舎、福井の越前そば道場、福井の蕎麦工房お仙、兵庫の出石皿そば協同組合)が出店招待を受けた。
その一店舗が、竜王町そば振興会による“竜王そば さわえ庵”。平成十六年、同十八年に続き三度目の参加となり、同会では「『近江竜王そば』が全国ブランドとして定着してきた」と喜びをかみ締める。
三日間の来場者数は約一万五千人。さわえ庵では、化学合成農薬・化学肥料の使用量を通常の五割以下に抑えた農産物のみ認証が受けられる「滋賀県環境こだわりそば」であることを前面に打ち出して、自家製粉した竜王ざるそばと近江牛肉そばで勝負。長蛇の列ができるほど好評を博し、準備した千七百食を完売した。
現在、竜王町内のそば栽培面積は三十五ヘクタールにまで拡大し、刈り取り作業が行われている。サラリーマンの傍らそば打ち職人の域まで到達した同振興会メンバーの竜王そばは、近江八幡市中村町の蕎麦酒庵倖屋(さちや)や竜王町山之上の天然温泉蒲生野の湯のほか、今月七日にオープンする安土駅前の生産者直営店舗“さわえ庵”で味わえる。








