中学生の取材体験記
◇東近江・蒲生
滋賀報知新聞社の体験記者となった東近江市立朝桜中学校二年生の僕たちは、各事業所や公共施設などで働く仲間を取材し、職場体験学習(先月二十六~三十日)の意義を見つめた。
朝桜中取材班=多鹿有輝、松崎洸洋
●両親の思い知る
今がチャンス
まず、僕たちは、ピアゴ今崎店へ向かった。
職場体験担当の平塚和稔副店長は、「体験に来ている生徒に、お父さん、お母さんの仕事の大変さ、つらいこと、苦労していること、一生懸命がんばって働いていることを、しっかりと肌で感じてほしい」と、語っていた。
朝一番に気持ちのいいあいさつをしていた生徒たちは、二人一組になり、青果、お菓子、麺・豆腐コーナーで、それぞれ仕事を担当。
箱の中に入っているミカンを袋に詰めたり、脚立に乗って品物をきれいに並べたり、箱から品物を取り出して古くなった品物と交換していた。
仕事中の三上達也君にインタビューすると、「働く立場になって、いつもの学校生活と比べ五倍ぐらい疲れ、家では動けなくなった」と、少ししんどそうに話していた。
エプロンをかけて作業していた辻春菜さんは「親もこんなに大変な事をしているんだな」と語り、子どものために働く親の気持ちを感じていた。
記者の目
僕は生徒の表情や姿を見て感動した。それは、とても一生懸命だったからだ。職場体験の良いところは、言葉遣いが変わったり、親への感謝の気持ちを振り返れたり、いろんな人と触れ合えるところだ。 (多鹿)
●もう一度
同じ目線で
次に僕たちが訪れたのは蒲生幼稚園。
園長になって十三年目の服部要子さんに「子どもの魅力は何ですか」という質問をぶつけると、「子どもたちは無限の可能性を秘めていて、その笑顔を見ていると心がいやされ、疲れが取れたりする」と、やさしい笑顔で答えてくれた。
蒲生幼稚園で体験していた生徒たちは、元気いっぱいの子どもたちと泥団子を作ったり、走り回ったり、砂場で遊んだりして、触れ合っていた。
子どもたちがけがや気分を悪くしないように、常に気をつけなければならず、保力斗君たち生徒らは、子育ての大変さも、しっかりと学んでいた。
幼稚園時代に戻った気持ちで、子どもたちの目線に立つ木下彩さんは、「子どもが要求したことをしてあげると、すごく喜んでくれて、嬉しくなる」と、とてもいきいきした表情で話してくれた。
記者の目
蒲生幼稚園で体験していた生徒たちは、とても楽しそうに学んでいて、僕も滋賀報知新聞社の体験がとても充実していた。将来保育士になる人も、新聞記者になる人もいるかもしれない。きっとこの職場体験は、将来の自分のため、貴重な経験となるだろう。(松崎)









