23日、八年庵で
◇東近江・五個荘
五個荘商工会女性部は、五個荘地区一帯で開かれる「びらりまちかど美術館・博物館」&「ごかのしょう新近江商人塾」に合わせ、当日の二十三日、百食限定で商家本宅の食事を再現した『てんびんご膳』を販売する。
てんびんご膳は、近江商人の内助として語られる塚本さとさん(一八四三~一九二八年)が、嫁のために書き留めた参考書「姑の餞別」から再現された商家の食事で、献立は「梅ご飯」、ナスを細の目切りにした「泥亀汁」、「丁字麩のからし合え」「ごま豆腐」「小魚とえび豆の佃煮」「香の物」。価格は、抹茶とお菓子付きで千五百円。
販売場所は、五個荘川並町にある八年庵(塚本源三郎家)で、同庵を訪れた文人の写真や書、もてなしのお膳展示も行われる。予約が必要。希望者は五個荘商工会女性部(TEL0748―48―4866)へ。
塚本さと 五個荘商人・初代塚本定右衛門家に生まれ、五十歳を過ぎた頃から、下田歌子(女子教育の先駆者)、嘉悦孝子(日本初の女子商業学校創設者)、岡野敬次郎(商法学者)、南条文雄(学僧)などと交友を深め、数学・科学・商業知識などを吸収。七十七歳の時に、私財を投じて淡海女子実務学校(のちの私立淡海高等女学校)を創設し、郷土の女子教育に尽くした。







