嘉田知事ら素材生かしたメニューに舌鼓
◇全県
県産農産物の魅力向上事業「おいしが うれしが」キャンペーンが一周年を迎えるのを記念してこのほど、県庁で※重点素材を使ったメニューを披露する事業成果発表会が開かれた。
この取り組みは、県と生産者とキャンペーン推進店が連携して、生産量が少ない上、調理法が限定的な伝統野菜などのメニューを開発することで、県民にその魅力を再発見してもらい、地産地消に結び付けようというもの。
会場には、下田なすやビワマスなど地域性・独自色が強く、他県、他地域から容易に追随の及ばない重点素材を使ったメニューが九事業者から出品され、嘉田由紀子知事をはじめ報道関係者は湖国の味に舌鼓を打った。
このうちロイヤル・オーク・ホテル(大津市)からは、「近江しゃもの白湯鍋」が出された。「近江しゃもの歯ごたえのある食感を、部位ごとに楽しんでもらいたい」と岡崎陽介料理長。六時間以上かけて丁寧に煮込んだスープは、あっさりした中にコクがあり、鍋のしめとして雑炊やうどんで楽しめる。
また、大津プリンスホテルは、「めったに口にすることはできない琵琶湖の天然鰻を味わってもらいたい」(濱池紳一料理長)と、「琵琶湖産天然鰻と杉谷なすの饗宴」を出品。夏らしくさっぱりした味付けに仕上げたメニューは、八月に二百食限定で提供した。
嘉田由紀子知事は「なすの皮がやわらかいですね」「(健康によいものを食べて)若返りそう」などと感想を述べながら試食し、最後に「至福の時を過ごしました」と満足そうだった。
※重点素材=【伝統野菜】下田なす、杉谷なすび、杉谷とうがらし、水口かんぴょう、山田大根、北之庄かぶ、赤丸かぶ、伊吹大根【果物】朱ぶどう(竜宝、紅伊豆、紅富士)【畜産】近江しゃも【湖魚】ビワマス、セタシジミ、コアユ






