月の県内倒産動向
◇全県
東京商工リサーチ滋賀支店はこのほど、七月の県内における負債額一千万円以上の倒産状況を発表した。それによれば件数は二十六件(前年同月比二倍)、負債総額は三十二億一千百万円(同二・七八倍)となった。
倒産件数は、昭和二十七年の集計開始以来、最悪であった前月六月の二十九件に次いで過去二番目。また単月の倒産件数が十件以上となるのは、平成十九年四月から二十七か月となり、過去最悪を連続更新している。
負債総額は、前年同月比二・七八倍、前月比では七千二百万円増(二・二%増)。七月は、前年同月、前月いずれも負債額十億円以上の大型倒産の発生はなかったものの、負債額一億円以上の倒産が三件に止まった前年同月に対しては件数の増加と相まって大幅に増加。
今後の見通しについて、同社は「一~七月の累計件数は百三十二件と過去最悪で、同期間の累計負債総額も二百五十四億五千五百万円と過去四番目の高水準で推移している。倒産多発による失職者の増加など雇用情勢は依然として厳しく、需要の低迷と相まって供給過剰状態が続くと予想され、倒産発生が沈静化する期待は薄い」とみている。





