ブラジル人学校「サンタナ学園」で
◇湖東・愛荘/愛知川
愛荘国際交流協会設立準備会の奥田祐子代表は、同町長野のブラジル人学校「コレジオ・サンタナ学園」(中田ケンコ校長)で、日本語教育ボランティア活動に取り組んでいる。
経済情勢の悪化から派遣切りなどの影響を受け、学費が払えないなどの理由で生徒数も激減し、学園の運営も危機的状況に陥り、日本人講師が雇えないため日本語授業は四月からストップされていた。
先月二十七日の準備会立ち上げと同時に町と協議し、六月からサンタナ学園で日本語教室(ボランティアで週二回)を開き、ブラジルの子供たちに日本語を教えることにした。
英語とスペイン語を話す奥田代表だが、ポルトガル語を勉強しながら教室で使う教材や絵本などを下準備し、十七日の学習の時間では、三・四年生十人を対象に数の数え方や年齢、住所など、ゲーム感覚で会話を楽しく教えていた。
教室で学ぶ子供の明るい元気な姿に、中田校長は「ボランティアで教えてもらっているから非常に助かる」と感謝した上で「自治労の皆さんから送迎バスのガソリン代をカンパしていただいたので、これまで自宅待機していた子供に声を掛け、今では六十七人(一時四十七人)が学校に通い、日本語を学んでいる」と喜んだ。
奥田代表は「ブラジルの子供たちが安心して日本で暮らすことができるよう、欠かすことができない日本語教育に取り組むことこそ、国際交流の重要な役割を担うのではないか」と、本格的な国際交流協会の発足に向け意欲を燃やす。






