=小学1年~高齢者29人受験=
日野町中央公民館主催の「第一回わたむき検定」が九日、日野公民館ホールで開かれ、小学一年生から八十歳代まで計二十九人が挑戦した。 日野のシンボルである綿向山から名付けられた“わたむき検定”は、先人たちが築き上げてきたまちの良さを再認識し、もっと知ろうとする過程の中でまちへの愛着を深めてもらうのが目的で、日野観光ボランティアガイド協会(木瀬昭子会長)が全面協力している。 日野町在住の奥田美代子さん(64)は「日野で生まれ育ったが、知らないことも多い。近所にギャラリー仁正寺藩ができ、訪れる観光客に少しでも町のことを説明してあげられたらと思って、結果よりも出題内容を楽しみに受験した」と語り、藤居千代さん(58)と久田愛さん(59)も自らの力試しと愛郷心を深めるために受験を決めたという。 午前十時、同協会の木瀬会長が「みなさん意欲満々なのが伝わってきて、私も負けてられないなと思った。時間もたっぷりあるので、じっくり考えて解答してください」とあいさつし、二時間の検定がスタート。 出題数は全二百問(一問一点)の三択形式。「町村合併して五十年が経過したが七か町村が合併したのはいつか」や「蒲生家の先祖は由緒ある家柄と言われるが誰か」、「大窪上鍛冶町に住んでいたと伝えられる親孝行な息子は誰か」、「まんじゅうの上皮にご飯つぶがつけてある日野の銘菓は何か」など、幅広い知識が問われた。 受験者の中には、就職活動以来の試験だという藤澤直広町長や役場職員の姿も見受けられた。 採点の結果、今回は、わたむき博士(百八十点以上獲得)三人、准わたむき博士(百六十点以上獲得)五人が誕生し、名刺サイズの認定書が手渡された。 今後、受験者の要望が多かった事前学習会の開催や子ども向け検定実施などを検討する予定で、日野町中央公民館の壁田文館長は「来年はさらにわたむき検定を発展させたい」と話していた。






