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景気づけに太鼓をドドーン!
多彩なヘビを一堂に紹介
滋賀報知新聞(ニュース)平成13年1月11日(木)第12525号
(湖東・五個荘町)
五個荘町内の小学四・五年生のみで組織する創作太鼓グループ「てんびん太鼓・飛鼓(ぴこ)」が九日、在学中の五個荘小学校の始業式会場で演奏を披露し、いよいよ始まる新たな学期に向けて仲間たちを励ました。
新しい年の幕開けとともに始まる三学期の始業式。今年は二十一世紀最初の年でもあり、同校は景気付けの意味も込めて「何か特徴ある式典はできないか」と考え、飛鼓に出演を依頼。今回の演奏が実現した。
例年通りの始業式が行われたあと、いよいよ飛鼓の登場。ステージ上、降りたままとなっていた幕がゆっくりと上がると、大小さまざまな太鼓を前に凛々しいはっぴ姿で立つ飛鼓のメンバー十四人の姿が現われた。
大勢の友だちに拍手で迎えられ、少々恥ずかしげな表情を浮かべながらも、飛鼓メンバーは昨年十一月の初舞台で披露したデビュー曲「きぬがさ」を力いっぱいの迫力あるバチさばきで聴かせ、演奏後は会場いっぱいに割れんばかりの拍手が響いていた。
多彩なヘビを一堂に紹介
迎春展「日野の蛇」
=近江日野商人館で開催中=
(湖東・日野町)
日野町大窪の近江日野商人館(正野雄三館長)は、今年の干支である「ヘビ」をテーマにした巳年・迎春展「日野の蛇」を開いている。二月二十八日まで。
一般的にヘビは、気持ち悪い生き物として受け取られる一方、古くから水神や山神として豊作や福徳をもたらす動物として信仰されてきた。同展は日野町を中心に、ヘビにまつわる信仰や伝説、神事、郷土玩具などを取り上げ、あらためて郷土の歴史・文化を見直そうと企画された。
展示では、町内でヘビを祭った祠(稲田大明神、一本松の白竜、屋敷神)をはじめ、ヘビの伝説(大蛇が池、太田屋敷の白蛇、美女になった蛇)や郷土玩具などを紹介している。
国道477号線沿いの同町村井、綿向神社裏手の太田屋敷跡には、戦国時代に蒲生氏の分家・蒲生高郷(氏郷の祖父)に滅ぼされた蒲生宗家の家老、太田左衛門尉に由来する白蛇伝説が残る。
事件が起こったのは、四百八十年前の大永元年(一五二一年)八月十一日の夜。宗家のっとりを企む高郷が、宗家家老で実力者の太田左衛門尉の屋敷を火攻めにし、一族を皆殺しにしたという。
その後、雑草生い茂る屋敷跡には、不思議な蛇が出没するという噂がたち、高郷の身のまわりでも不幸なことが起こるようになった。そこで高郷は、太田一族の霊を鎮めようと、蒲生家菩提寺の信楽院(しんぎょういん)と綿向神社に頼んで供養するようになった。今でも太田左衛門尉の命日、八月十一日には、追善供養が屋敷跡でしめやかに営まれている。
正野館長は、「蛇は身近な動物だけに祭られ方は多彩で、昔の人の生活と密着していたことが分かる。展示を通じてふるさとの歴史・文化を知るとともに、蛇のイメージを見直すきっかけになるのでは」と話している。






