市などに1千万を寄付 通学路などの道路整備に
【東近江】 東近江市五個荘川並町と同市五個荘小幡町に事業所を置く湖東物流株式会社(本社・近江八幡市)の代表取締役会長、小林正義氏(87)=近江八幡市馬淵町=が東近江市に1000万円を寄付した功績に対し、このほど紺綬褒章が授与され、小椋正清東近江市長から伝達された。
運送業などを営んできた小林氏は、同社の前身となる近江富士観光株式会社を1977年に設立し、89年に同社に社名変更。倉庫業や運輸業を手がけて社業を発展させてきた。また、過去に近江八幡市市議会議員を3期務め、議長を歴任するなど地域の発展にも尽力してきた。
昨年の9月に、「倉庫業、運送業を続けてこられたのは道路があってこそ。地域の道路事業に役立ててほしい」と、小林氏の私財から事業所がある同市に1000万円を寄付。近江八幡地区交通安全協会にも同額が寄付された。
市役所貴賓室で行われた伝達には会社役員らも同席し、小椋市長ほか西澤由男市議会議長(当時)らからも祝福の言葉が送られた。
小林氏は「地元の東近江市でお世話になり、恩返しになればと寄付した。こんなにうれしいことはない」と褒章の喜びと寄付への思いを語った。
寄付金は、通学路のグリーンベルトやカーブミラー、防護冊の設置など交通安全整備の一部に活用されており、謝辞を述べた小椋市長は「将来を担う子どもたちが安全に登下校でき、安全安心なまちづくりに向けて行政も取り組んでいきたい。また、道路は都市の基盤でまちの発展に最も重要な要素の一つ。着実に整備を進めたい」と伝えた。








